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2019年にQSランク11位となりCT入りを決めたリップカールライダーのモーガン・シビリック「Morgan Cibilic」(20歳)。

幼い頃からトップグロムとして活躍していたわけではないので、ダークホース的な存在であり、私もモーガンがCT入りを決めるまで名前さえ知りませんでした。

そんなモーガンを主役に据え、トップライダーたちも出演したリップカールの大人気企画であるサーチトリップ動画が公開。

今回の動画は、豪華リップカールライダーが集結したオーストラリアを舞台にしたサーチトリップ映像をお届けします。


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「Postcards From Morgs」と名付けられたリップカールの最新サーチトリップ動画。

出演者は以下となります。

*モーガン・シビリック

*ミック・ファニング

*タイラー・ライト

*オーウェン・ライト

*マット・マギリヴレイ

*マイキー・マクドナー

*モリー・ピクラム

移動制限があるので、サーチトリップが行われたのはオーストラリア東海岸でのロードトリップとのこと。

撮影自体は10日間に渡って行われたそうです。

内容としては、昔のテイラー・スティール監督作などのようなコメディタッチなサーフムービーとなっていて、相当ユニークな世界観に笑いが止まりません。

最も良い味を出していたのは、女性エアリアルサーファーとして知られるモリー・ピクラムとモーガンのシーン。はっきり言って意味不明ながら面白いです。

さて、最後に少しだけモーガンについて触れておくと、ダークホース的存在と前述したのは、幼い頃にコンテストで活躍していなかったので注目されていなかったためです。

今回の動画公開にあたるインタビューで本人が口にしていたのですが、同世代の中ではサーフィンが上手いのに、コンテストになると早期敗退ばかりで地元のボードライダーズでもプロジュニアでも結果が出せなかったとか。

しかし、出場できるプロジュニアイベントがラスト2戦となった時、ラスト手前のイベントで3位、ラストイベントで優勝を果たし、大いなる自信を得たそうです。

ジュニアを卒業し、2018年はQSイベントに専念してQSランク111位となり、2019年はQSランク11位と、QSへの本格参戦からわずか2年でのCT入りを果たすことに。

ちなみに、QSからCTへの道のりは2年が最短で、1年目はグレードの低いイベントでポイントを稼いでランキングを上げ、2年目は一定ランク以上のサーファーしか出場できないグレードの高いイベントに出場するという流れです。

つまり、コンテストを苦手としていたモーガンは、エリートサーファー並みのスピードでワールドツアーに到達したというのは興味深いストーリーではないでしょうか。

モーガン・シビリックの過去記事

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