クラウドブレイク(フィジー)でのワールドツアーイベント期間中にモンスタースウェルがヒットし、サーフィン史に刻まれる事となった2012年6月8日。
同日のクラウドブレイクをテーマにしたドキュメンタリー作品「Thundercloud」は市販作品としてリリースされましたが、レッドブルがフルムービーの無料公開を始めました。
今回の動画は、2時間近くに及ぶ名作サーフムービー「Thundercloud」のフルムービーをお届けします。
スポンサーリンク
同作品については予告編がリリースされた時に当ブログでも記事にしていたので、記憶に残っている方もいるのではないでしょうか。
作品の構成は、前半がクラウドブレイクに関するヒストリー、中盤がワールドツアーイベントとして同日に開催された2ヒート、後半がワールドツアーサーファーとビッグウェイブサーファーによるフリーセッション。
当日は危険なコンディションとの判断でイベントは2ヒートのみ開催でオフとなったものの、その後のフリーセッションもライブ配信されていたので、あの興奮を覚えている方もいることでしょう。
個人的に感銘を受けたのは、先日のクラウドブレイク記事でも触れたラオニ・モンテイロ。ラオニはCTサーファーとしては、さほど目立つ存在ではありませんでした。
ですが、今回の動画で口にした以下のセリフには強いプロ意識を感じます。
僕はプロフェッショナルなんだから、どんなコンディションでもチャージできるだけの準備ができてなきゃならないし、自分のスキルを証明しなきゃならなかった。
それで、とにかくデカいバレルに狙いを定めて、これまでの人生で乗ったことのないほどのビッグバレルにチャージしたんだ。
57:30~からのシーンで、ラオニは人生最大サイズのビッグバレルに乗った代償として、膝を大怪我することに。しかし、ギャラリーの記憶に残るチャージだったと言えるのではないでしょうか。
動画全体が見応えの詰まった「Thundercloud」。長い作品なので、時間のある時にじっくりとチェックして見て下さい。