現地時間7月20日(南アフリカ)、Jベイ(ジェフリーズベイ)を舞台にしたメンズのCT第6戦「コロナ・オープン・Jベイ(Corona Open J-Bay)」が終了。
パーフェクトコンディション続きの今イベントを制したのは、ブラジリアンサーファーとしてはJベイでのCTイベントで初優勝となったフィリペ・トレドとなりました。
今回の記事は、コロナ・オープン・Jベイ最終日となった本日のイベントレポート、最新CTランキング、動画などをお届けします。
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イベントレポート
クオーターファイナルのヒート3からスタートした最終日の本日。クオーターファイナルでは、昨日のジョンジョン・フローレンスの敗退に続き、ジョーディ・スミスとマット・ウィルキンソンのランキングトップ5が敗退。
クオーターファイナルを終えた時点でトップ5は全員敗退となり、アドリアーノ・デ・スーザの早期敗退を除いて、4人共に似たり寄ったりな結果となったので、CTランキングにあまり影響はないでしょう。
セミファイナルでは、昨日ジョンジョンを下したフレデリコ・モライスがまたもや快挙となるガブリエルを下す結果に。
なかなか今回ほどのコンディションになることはないので分かりませんでしたが、フレデリコはビッグサイズのレールサーフィンに強い本格派でした。
*フレデリコ・モライスの9.27@セミファイナル
.@FredericoMorai1 takes the win over @gabriel1medina in Semifinals! #CoronaOpenJBay 👉 https://t.co/rJ0dLqmovs pic.twitter.com/wKY9F4aBCD
— World Surf League (@wsl) 2017年7月20日
セミファイナルのヒート2では絶好調のフィリペ・トレドが相変わらずの強さを見せます。パワーでは上回ると思われるジュリアン・ウィルソンを相手にコンボに追い込んでの勝利。
クオーターファイナルではジョーディをコンボに追い込んでいたので、パワー勝負でも戦えるだけのレベルに達したフィリペに死角はないですね。
また、フィリペの場合はとにかくワイプアウトが少ないので、波運という要素を除けば、ワールドツアーにおいて最も安定して強いサーファーかもしれません。
*フィリペ・トレドの9.50@クオーターファイナル
WOW! This is how the day starts 😍 @toledo_filipe #CoronaOpenJBay Quarterfinal 3 👉 https://t.co/rJ0dLqmovs pic.twitter.com/srXLZB8qlS
— World Surf League (@wsl) 2017年7月20日
ファイナルでも勢いの止まらなかったフィリペ。フィジーイベントの出場停止処分を払拭するかのよう、今回のイベントではひたすらハイスコアを叩き出し、優勝を飾ることに。
まだまだ22歳のフィリペ。小波最強サーファーからここまでの成長スピードは圧倒的で、今後のさらなる成長を見るのが恐ろしくもあるほどですね。
*ファイナルのダイジェスト動画
https://youtu.be/v8x7zozCy_Q
イベント最終日ハイライト動画
本日のヒート結果
最新CTランキング
やはり注目は、フィジーイベントに出場していないにも関わらずCTランク7位までジャンプアップしたフィリペ。
今回の勢いを見る限り、後半戦の活躍でタイトルレースに絡んでくる可能性も十分にあり得ると感じました。
*まとめ
メンズの次なるCTイベントは、レフトのスラブで知られるチョープー(タヒチ)を舞台にしたビラボンプロ。
ウェイティングピリオドは8月11~22日の設定となっています。
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公式サイト:「Corona Open J-Bay」