現地時間9月14日(アメリカ)、カリフォルニアのローワーズ(ローワー・トレッスルズ)を舞台にしたメンズのCT第8戦「ハーレー・プロ・アット・トレッスルズ(Hurley Pro at Trestles)」が開催。
イベント四日目の本日は、ミック・ファニングと五十嵐カノアの再戦、ラウンド4ヒート3~クオーターファイナルのヒート2まで終了しました。
今回の記事は、ハーレープロ四日目となった本日のイベントレポート、今後の波予報、動画などをお届けします。
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イベントレポート
予定通りにミック・ファニングと五十嵐カノアの再戦からスタートした本日。勝者が決まらない事には、ラウンド4ヒート3が開催できないですからね。
異例と言える再戦を制したのは昨日に引き続きカノア。ヒート展開も昨日と似ていて、一本目の波でピークにいたカノアが乗ると、その波が同ヒートのベストウェイブとなりました。
カノアにとってはジャッジの間で新プライオリティルールが徹底されていなかった災難でしたが、二日連続で3×ワールドチャンプのミックに勝利した結果は大きな自信になったのではないでしょうか。
*ミック・ファニングと五十嵐カノアのヒートダイジェスト動画
https://youtu.be/QsYpx10nJpM
3人ヒートで敗者の出ないラウンド4に進むと、タイトルコンテンダーのジョンジョン・フローレンスとジュリアン・ウィルソンが2位となり、ラウンド5進出となることに。
ジョーディ・スミスも昨日のラウンド4では2位だったので、揃ってラウンド5行きとなりました。
そんな注目のラウンド5では、ジョーディとジョンジョンは順当に勝ち上がりクオーターファイナル進出を決めました。
ラウンド5の最終ヒートに出場したジュリアンの対戦相手はカノア。チョープーでの優勝でタイトルレースに絡んできたジュリアンは、ここは負けられない大一番。
同ヒートは、中盤まで両者ともに7ポイント台を二本揃えた僅差の戦いとなることに。しかし、状況を一変させたのが中盤にカノアがマークした9.30。
結局、カノアの9.30が決め手となり、ジュリアンはラウンド5敗退の結果に終わりました。
*五十嵐カノアとジュリアン・ウィルソンのヒートダイジェスト動画
https://youtu.be/1COIwKm5VLM
さて、ランキングトップのジョーディと2位のジョンジョンが勝ち残っているということで、今イベントの結果次第では、二人のタイトルレースになる可能性も十分あり得ます。
いよいよ明日がイベント最終日。果たして、どのような結果が待ち受けているのか楽しみですね。
ちなみに、カノアの次なる対戦相手はフィリペ・トレド。ブラジルイベントにUSオープンと二度もインターフェア問題があったので、因縁の対決です。
しかも、今回もカノアはプライオリティ問題に翻弄させられたので、フィリペに勝って全てを払拭してもらいたいところです。
最後に、本日のハイスコアライディング動画は以下の通り。
*エイドリアン・バッカンの9.80@ラウンド5
.@acebuchan's near perfect 9.80 | Watch the #HurleyPro live 👉 https://t.co/v5Zhd0CiJv pic.twitter.com/1vUnNK3JQh
— World Surf League (@wsl) 2017年9月14日
*ジョンジョン・フローレンスの9.57@ラウンド5
https://youtu.be/gjDCpX1XmJM
*五十嵐カノアの9.30@ラウンド5
.@KanoaIgarashi's going OFF! | Watch the #HurleyPro live 👉 https://t.co/v5Zhd0CiJv pic.twitter.com/KCVdm7JxTn
— World Surf League (@wsl) 2017年9月14日
*ジョーディ・スミスの9.43@クオーターファイナル
ハイライト動画
本日のヒート結果と今後のヒート表
波予報
明日からは波がサイズダウン傾向となるので、最もサイズが残る明日15日(金曜)が男女共にイベント最終日の予定となっています。
まとめ
日本と現地(サマータイム時)の時差は、日本の方が16時間進んでいます。現地時間の9月15日午前7時半にイベントスタートの場合、日本時間は9月15日午後11時半となります。
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公式サイト「Hurley Pro at Trestles」