2014年にQSランク17位、2016年にQSランク18位とあと一歩のところでCT入りを逃してきたブラジリアンのトーマス・エルメス「Tomas Hermes」(30歳)。
そして今年2017年はトリプルクラウン初戦のハワイアンプロで5位という好成績を残し、ついにワールドツアー入りを決めた遅咲きのサーファーです。
今回の記事は、トーマス・エルメスのこれまでをサーファー人生を振り返るライフスタイル映像をお届けします。
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トーマスはアドリアーノ・デ・スーザと年齢が同じなので、ブラジリアンストームの第一世代といったところですね。
そんなトーマスがサーフィンを始めることになったのは10歳頃のことで、兄弟の影響だと言います。
メキメキと頭角を現し、コンテストで活躍するようになるとワールドジュニアイベントへの出場権を手にするものの、遠征費を賄うことができず出場を見送ることに。
その一件により、サーフィンへの関心を失い、一年以上に渡ってサーフィンから離れることになったそうです。
しかし、サーフィンの才能があるだけにもったいないと、すでにコンテストの世界から離れたサーファー仲間からサポートを受け、再びサーファーとしてコンテストの世界に舞い戻ることに。
サーフィン再開と同時に、トーマスは写真撮影やフィルム製作にも情熱を燃やすようになり、二足の草鞋を履くことになったと言います。
QSイベント出場で海外へ行くと、奥さんのアナに撮影してもらった映像を編集するトーマス。アナからは「サーフィンに集中したら」と言われても、色んなことをしている方がバランスが取れるそうです。
ちなみに、トーマスは長い交際期間を得て結婚しているので、アナはトーマスと苦楽を共にしてきた存在。
それだけに、二人にとってCT入りは大いなる夢の実現であり、二人の夢はこれからも広がっていくことでしょう。