カリフォルニア生まれでフォトグラファーのクラーク・リトル。2歳の頃にオアフ島ノースショアに引っ越し、10代はサーフィンを中心にした生活を送っていました。

ただ、クラークが虜となったのは、一般的なサーファーとは異なり、あまりにも危険なワイメアのショアブレイク。岸まで接近してきたスウェルが、行き場を失い、最後のエネルギーを海底へと叩きつける危険な場所です。しかし、ショアブレイクで遊び続けることで、自然とサバイバル術を学んだと言います。

そんなクラークにとって、転機が訪れたのはおよそ8年前のこと。奥さんが、額縁に入ったワイメアのショアブレイク写真を持って帰ってきて、それならショアブレイク好きな自分が写真を撮ろうと考えたと言います。しかし、父がフォトグラファーであるものの、自身はカメラすら持っていませんでした。

そこで、ネットショップ「アマゾン」で150ドルのカメラを購入し、撮影を始めるようになり、SNSでアップするようになりました。すると、ショアブレイクという従来とは異なる視点からの写真は多くの関心を集め、瞬く間に時の人となってしまったと言います。

クラーク本人は、これまでも大好きだったショアブレイクで、サーフボードの代わりにカメラを持ち出しただけとのこと。まさに、自分が好きなことを仕事にしてしまったタイプですね。そんなクラークは、ショアブレイクの事を「ベイビー」と呼んでいます。


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