現地時間12月6日(ハワイ)、米サーファー誌によるビッグイベントである2017年サーファーアワードがオアフ島ノースショアで開催されました。
同アワードの目玉である一般投票で人気サーファーを決めるサーファーポールは、今年もジョンジョン・フローレンスとカリッサ・ムーアのハワイアンコンビが獲得することに。
今回の記事は、2017年サーファーアワードの各部門の受賞作品やサーファーなどを紹介します。
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まずは各部門の結果から。
*MEN’S SURFER POLL
1. ジョンジョン・フローレンス
2. ケリー・スレーター
3. ジョーディ・スミス
4. フレデリコ・モライス
5. デーン・レイノルズ
6. ガブリエル・メディナ
7. ジャック・フリーストーン
8. ジュリアン・ウィルソン
9. メイソン・ホー
10.フィリペ・トレド
*WOMEN’S SURFER POLL
1. カリッサ・ムーア
2. アラナ・ブランチャード
3. ステファニー・ギルモア
4. サリー・フィッツギボンズ
5. タイラー・ライト
6. セイジ・エリクソン
7. ココ・ホー
8. コートニー・コンローグ
9. ベサニー・ハミルトン
10. レイキー・ピーターソン
*MOVIE OF THE YEAR
受賞:Chapter 11(デーン・レイノルズ)
*BEST SHORT
受賞:Premium Violence(デーン・レイノルズ)
*BEST SERIES
受賞:Continuance(ケリー・スレーター)
*BEST PERFORMANCE
受賞:ジュリアン・ウィルソン(Waywardのパフォーマンス)
*BEST DOCUMENTARY
受賞:Nervous Laughter
*BEST MANEUVER
受賞:アルビー・レイヤー
*BEST BARREL
受賞:イアン・ウォルシュ(ジョーズでのライディング)
*HEAVY WATER
受賞:カイ・レニー
*A.I. BREAKTHROUGH PERFORMER
受賞:グリフィン・コラピント
*AGENT OF CHANGE
受賞:North Shore Lifeguard Association
同アワード前日に公開した過去記事で記載した通り、話題となっていたベストマニューバ部門は、マックツイストをメイクしたアルビー・レイヤーが二年連続で獲得となりました。
マックツイストと言えば、マイキー・ライトも今年メイクした映像を公開していたにも関わらずノミネートされず、代わりにデーン・レイノルズのストレートエアがノミネートされていたのは不思議で、アルビーが物申したくなる気持ちは良く分かります。
ちなみに、下記リンクではマイキーがマックツイスト世界初メイクと記していますが、動画公開のタイミングにより、実はアルビーが先にメイクしていました。
ちなみに、マット・メオラの受賞を推していたアルビーは、思わず「ソーリー、マット」と口にしています(笑)。マットはスピンドルフリップ540やFSエアリバースダブルスピンをメイクしながら受賞してないためです。
アルビーはベストマニューバだけでなく、ベストドキュメンタリー部門も受賞しています。受賞作となった「Nervous Laughter」は、エルニーニョ年のマウイ島ジョーズでのビッグウェイブサーフィンを追った内容。
アルビーが出演しているのはもちろんのこと、フィルム製作したのは「Take Shelter Productions」で、アルビーとフィルマーのダンが立ち上げたプロダクションです。
総合的に見ると、今年はアルビー・レイヤーの年になったサーファーアワードと言えるのではないでしょうか。アルビーが口にしていた通り、フリーサーファーが脚光を浴びるイベントはサーファーアワードだけなので、来年も楽しみですね。
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公式サイト「2017 SURFER Awards」