blank
via Mikey Wright's Instagram

兄のオーウェン、姉のタイラーと共に、今年のワールドツアー初戦にワイルドカード出場が決まっているマイキー・ライト「Mikey Wright」(20歳)。

そんなマイキーが、スノーボードやスケートボードではお馴染みのトリック「マックツイスト」を世界初メイクと話題になっています。

今回の記事は、マイキー・ライトによるマックツイストのメイク映像、サーフィンにおけるエアリアルの名前に関する議論といった内容をお届けします。


スポンサーリンク


マックツイストとは、バックサイド540に縦回転を加えたローテーション。サーフィンにおいて「540」と言うとフルローテーション以上の回転となりますが、ここではフルローテーションと同意義と考えて映像をチェックして下さい。

Mctwist? @mikeywright1

Wade Carrollさん(@wadeecarroll)がシェアした投稿 -

今回の動画を見ると、サーフィンに精通した方ならインバートエアリバースのフルローテーションじゃない!?と思うでしょう。しかし、スノーボーダーやスケートボーダーから見たら見解が異なるようです。

もともとサーフィンのエアリアルは、スノーボードやスケートボードのトリックを追随するような形となっています。しかし、名称については追随していないのです。

例えば、エアリバースやアーリーウープでよく使われるフルローテーション。フルローテーションとは一回転という意味なので、角度としては360度の回転です。

しかし、サーフィンではサーフボードのノーズがビーチを向いて着地することがフルローテーションを意味し、実際にサーファーがエアリアルで飛び出すのは波のトップからなので、角度は540度となります。

この点に関して、サーファー、スノーボーダー、スケートボーダーでは議論になることが多く、ケリー・スレーターのエアリバース540も、本当はエアリバース720だと言われていました。

必見:ケリー・スレーターによるエアリバース540メイク映像

このような名称の違いが生じるのは、サーフィンにおけるエアリアルの進化が急速に発展していることが一端かもしれません。ワールドツアーイベントを見ていると、コメンテーターによって同じマニューバを異なる名前で呼ぶこともザラにありますし…。

名前は何であれ、半端じゃないエアリアルであることに間違いはありません。最後に、マックツイストをメイクした時のフリーサーフィン映像をマイキーが公開しているので、下記動画もチェックして見て下さい。

Coupla from this arvo🖕🏼 @wadeecarroll

Mikey Wrightさん(@mikeywright1)がシェアした投稿 -

*マイキー・ライトの過去記事は、下記リンク先から参照して見て下さい。

マイキー・ライトが今年もワイルドカード出場でクイックプロ@ゴールドコーストへ

マイキー・ライトの足首負傷シーンも収録されたクイックシルバーライダー@西オーストラリア

スナッパーの本日ベストウェイブ!マイキー・ライトの21秒バレル

マイキー・ライトの爆発力あるオアフ島(ハワイ)でのフリーサーフ動画@2015

ハワイ&Pパスでのフリーサーフ:マイキー・ライト

MYCサーフのフィンレスボードにトライするマイキー・ライト

マイキー・ライトによるレノックスヘッドでのサーフ映像

マイキー・ライトによる曲芸ライド

フランスでのフリーサーフ:マイキー・ライト