現在ビッグウェイブシーズンを迎えているウインターシーズンの北半球。
その北半球の有名ビッグウェイブスポットと言えば、ジョーズ(マウイ島)、ワイメア(オアフ島)、ナザレ(ポルトガル)、マーヴェリックス(北カリフォルニア)などありますが、忘れてはならないのがコルテス・バンク(南カリフォルニア)。
今回の動画は、グレッグ・ロングやグラント”ツイギー”ベイカーといったベテランビッグウェイブサーファーが、コルテス・バンクへとストライクミッションした際の映像をお届けします。
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現在のビッグウェイブシーンではジョーズやナザレに注目が集まりがちですが、ジョーズでパドルインサーフィンが脚光を浴びる以前、北半球の冬に欠かせないビッグウェイブスポットであったのがコルテス・バンク。
2016年に公開されたハートブルーのリメイク版「X-ミッション」のラストシーンの舞台もまた、コルテス・バンクであったほどですので。
そんなコルテス・バンクは場所がユニークで、サンディエゴ沿岸から西に100マイル(約160キロ)ほど離れた大海原にあります。当然、ラインナップでポジショニングを確認するための目安がないので、ブイを浮かべるそうです。
今回のストライクミッションに参加したのは、グレッグ・ロング、グラント”ツイギー”ベイカー、アレックス・グレイ、ジョジョ・ローパー。ストライクミッションとあり、アレックスがグレッグから連絡を受けたのは出発3時間前とのこと…。
世界中のスウェルをチェックしながら、常にビッグウェイブサーフィンができるだけの体調をキープしなければならないビッグウェイブサーファーの生活は楽ではないですね。
話をコルテス・バンクに戻すと、実はグレッグにとってはいわくつきのスポット。2012年にワイプアウトから意識を失い、沿岸警備隊のヘリコプターで救助されることで一命を取り留めた経験があるためです。
ちなみに当時、グレッグはインフレータブルベストを装着していたのですが、ベストの二酸化炭素カートリッジが機能しなかったそうです…。
「サーフィン界のエベレスト」とグレッグが例えるコルテス・バンクにて、どのような波を当てることになったのか動画からチェックして下さい。