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Photo: Rip Curl

現地時間2018年4月2日(オーストラリア)、ベルズビーチをメイン会場としたメンズCT第2戦「リップカール・プロ・ベルズ・ビーチ(Rip Curl Pro Bells Beach)」が開催。

イベント四日目の本日は、メンズのラウンド3ヒート6まで終了の短時間開催となりました。

今回の記事は、リップカールプロ@ベルズビーチのイベントレポート、動画、今後の波予報などといったニュースをお届けします。


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リップカール・プロ・ベルズ・ビーチ(Rip Curl Pro Bells Beach)

朝からサイドオンショアが吹く予報だったので、まさかの開催となった本日のメンズ。

しかし、波数が少なかったり、風の影響が予報通りに出てきたことから、6ヒートのみの開催で終了となりました。

開催されたヒートは少なかったものの、6ヒート中3ヒートでトップシードが敗退と言う番狂わせの連続となることに。

ラウンド3で敗退となったトップシードは、ジョーディ・スミス、コロヘ・アンディーノ、ジュリアン・ウィルソン。

個人的にとても興味があったのは「マット”ウィルコ”ウィルキンソン」と「グリフィン・コラピント」のヒート。

ウィルコは昨年までの旧ジャッジ基準の頃は無難なサーフィンの繰り返しでスコアを稼いでると槍玉に挙げられていたサーファーで、グリフィンはセクションがあればリスキーなマニューバを積極的に狙う新ジャッジ基準にピッタリなサーファー。

当然、ウィルコは攻めなければ厳しいヒートであることは本人が重々承知しているはずなので、かなり際どいセクションを攻めたことで本日唯一のエクセレントレンジとなる8.00をマークしてグリフィンを撃破。

ウィルコのヒートが終わると、今イベントで引退となるミック・ファニングが登場し、ラウンド2で好調だったセバスチャン”シーバス”ジーツと対戦。

誰もがミックの引退イベント優勝を期待していると思いますが、その期待を裏切ることなくミックはラウンドアップを果たしています。

ヒート終了後、印象的だったのはミックとシーバスのハグ。サーフヒーローのミックと対戦するチャンスはもうないので、対戦するサーファーにとってはスペシャルな瞬間なんだと感じさせられました。

最後に、今イベントではミックの特権であったブラックステッカーをリップカールライダーが貼って挑んでいる一方、ミックは引退後のキャリアとなる「The Search」ステッカーに貼り替えています。

本日の結果と今後のヒート表

波予報

今後の予定としては、WSLコミッショナーのキーレン・ペローによると明日3日と5日(木曜)に開催して終了させる予定とのこと。

ウェイティングピリオド最終日となる8日も新たなスウェルが入る予報となっていますが、予報が外れる恐れを考慮しての判断でしょう。

まとめ

サマータイムが終了となり、現在の日本とベルズビーチ(オーストラリア)の時差は1時間。現地時間の午前7時スタートの場合、日本時間は午前6時となります。

公式サイト「Rip Curl Pro Bells Beach

公式サイト「Rip Curl Women's Pro Bells Beach

2018年リップカールプロ@ベルズビーチ過去記事