現地時間2018年4月14日(オーストラリア)、マーガレットリバーのメインブレイク(サーファーズポイント)をメイン会場としたメンズとウイメンズのCT第3戦「マーガレット・リバー・プロ(Margaret River Pro)」が開催。
本日もバックアップ会場のノースポイントを舞台にウイメンズまで開催され、メンズはラウンド1ヒート8以降のラウンド1全ヒート、ウイメンズはラウンド1が終了しました。
今回の記事は、マーギーズプロのイベントレポート、動画、波予報などといったニュースをお届けします。
スポンサーリンク
メンズ:マーガレット・リバー・プロ(Margaret River Pro)
誰もがエピックコンディションを期待していた本日、波は予想以上にサイズダウンが進んだ上にブレイクはトリッキー。
さらに今季からの厳しいジャッジ基準が加わり、本日のトータルハイエストスコアは10.34(20ポイント満点)という展開となることに。
五十嵐カノアが出場したオープニングヒートに至っては、ヒートを通して唯一アドリアーノ・デ・スーザが一本だけバレルをメイクしたものの4.00で、1位通過したアドリアーノのトータルスコアは5.00でした。
*アドリアーノ・デ・スーザの4.00
.@MineirinhoSurf defeats @KanoaIgarashi & @YagoDora at the #MargiesPro in Round 1, Heat 8 → https://t.co/DqIoS4Yx3X @westaustralia pic.twitter.com/MLMTbFGqlt
— World Surf League (@wsl) 2018年4月13日
見所の少なかった本日の中でも、ミディアムスコアが付いたライディングは以下となります。
*ウィリアン・カルドソの4.93
.@williancardoso takes down rookie #GriffinColapinto & @acebuchan at the #MargiesPro in Round 1, Heat 9 → https://t.co/DqIoS5g8sx @westaustralia pic.twitter.com/VDSRsNGZUD
— World Surf League (@wsl) 2018年4月14日
*コロヘ・アンディーノの5.17
.@koloheandino moves on over @FredericoMorai1 & @zekelau at the #MargiesPro in Round 1, Heat 11 → https://t.co/DqIoS4Yx3X @WestAustralia pic.twitter.com/r1L1hSYxwO
— World Surf League (@wsl) 2018年4月14日
*ジョエル・パーキンソンの5.67
Veteran #JoelParkinson takes the win over @michelspartan & #PatrickGudauskas at the #MargiesPro in Round 1, Heat 12 → https://t.co/DqIoS4Yx3X @WestAustralia pic.twitter.com/RdhEwZgx1s
— World Surf League (@wsl) 2018年4月14日
本日の結果
今後のヒート表
ウイメンズ:マーガレット・リバー・プロ(Margaret River Pro)
メンズのラウンド1終了に続き、意外にも開催となったウイメンズのラウンド1。ウイメンズによるノースポイントでのイベント開催は初との事です。
正直、コンディションが悪くノースポイントらしい波がブレイクしない中での開催は驚きでしたが、WSLとしては男女平等を示すための開催になったのかと思います。
ウイメンズでシングルハイエストスコアとなる9.00をマークしたのはタティアナ・ウェストン・ウェブ。バレルスポットのノースポイントにしてターンでのスコアでしたが、かなり際どいセクションを攻めていました。
*タティアナ・ウェストン・ウェブの9.00
.@tatiwest with the win over @tylerGwright & @Macy_Jane15 at the #MargiesPro in Round 1, Heat 5 → https://t.co/DqIoS4Yx3X @WestAustralia pic.twitter.com/rB0agyajZF
— World Surf League (@wsl) 2018年4月14日
タティアナに次ぐハイスコアはジョアン・デフェイの7.67、カリッサ・ムーアの7.50となります。
*ジョアン・デフェイの7.67
.@johannedefay takes the win in the last heat of the day against @nikkivandijk_ & @maliamanuel at the #MargiesPro in Round 1, Heat 6 → https://t.co/DqIoS4Yx3X @westaustralia pic.twitter.com/GLCe9q9AHz
— World Surf League (@wsl) 2018年4月14日
*カリッサ・ムーアの7.50
.@rissmoore10 takes down @Sageerickson & @bronte_macaulay at the #MargiesPro in Round 1, Heat 2 → https://t.co/DqIoS4Yx3X @westaustralia pic.twitter.com/Qc5JyV04Bp
— World Surf League (@wsl) 2018年4月14日
上記2本のライディングを見てもらうと分かりますが、ターンのみのジョアンに対し、バレルをメイクしたカリッサのスコアの方がわずかながらに低いです。
会場がバレルスポットのノースポイントであり、ウイメンズ開催時はバレルがほとんどなかったので、もっとスコアを付けるべきではないのかなと個人的には感じました。
このジャッジ基準ならば、ウイメンズはリスキーなバレルを狙わなくてもスコアを出せることになり、バレルを狙うサーファーが減りますし。
ちなみに、本日はココ・ホーも深くはなかったもののバレルをメイクしましたが、6.17ポイントとスコアは厳しかったです。
この種の議論は昔から言われていて、無難なサーフィンでスコアが出るならサーフィンが進化しないということで、今季からメンズのジャッジ基準が厳しくなったはずですがウイメンズは…。
一時期ウイメンズもエアリアルと言われ、トライするサーファーが増えましたがストレートエアーくらいではさほどスコアに反映されないことから、コンテストでトライするサーファーをあまり見ませんし…。
最後に、本日はマリア・マニュエルがインサイドのリーフゾーンでハマってしまうアクシデントも。ジェットスキーが救助したのですが、すぐに波が入ってきたのでインサイドに向かうとドライリーフにヒット。
その衝撃で、救助されたはずのマリアが振り落とされました…。なんだか本日は一日を通して歯車が狂っていたような…。
*マリア・マニュエル救出劇
Close call with @maliamanuel, she's fine and back in the line up #MargiesPro Watch live now: https://t.co/DqIoS4Yx3X pic.twitter.com/bkaePy5Jd0
— World Surf League (@wsl) 2018年4月14日
本日の結果
今後のヒート表
ハイライト動画
波予報
明日15日(日曜)は本日のスウェルがサイズダウンしていきますが、メイン会場であるマーガレットリバーのメインブレイク(サーファーズポイント)では最大セットがフェイスで12フィートあり、朝の風向きはオフショア。
明日もイベントはオンになることでしょう。16日(月曜)からはさらなるサイズダウンやオンショアコンディションが19日(木曜)まで続くと見られているためです。
まとめ
日本と西オーストラリアの時差は1時間で、日本の方が1時間進んでいます。イベント開催時刻が現地時間の午前7時の場合、日本時間は午前8時となります。
公式サイト(メンズ)「Margaret River Pro」
公式サイト(ウイメンズ)「Margaret River Pro」