昨日2018年4月16日、ウイメンズのマーギーズプロ開催中に周辺で発生したシャークアタック被害のニュースを受け、イベントは一時中断。
その後、イベントは再開となりましたが再びシャークアタックが発生しました。
今回の記事は、マーギーズプロのメイン会場であるマーガレットリバーから北に15キロほど離れたグレースタウン周辺で発生した2件のシャークアタックに関するニュースをお届けします。
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昨日、立て続けにシャークアタックが発生したのは週末にマーギーズプロが開催されていたバックアップ会場「ノースポイント」の位置するグレースタウン周辺。
最初にシャークアタックが発生したサーフスポットはコブルストーンで、午前8時頃のこと。被害者はマーガレットリバー在住のアレハンドロ・トラヴァリーニ(37歳)。
足に重傷を負ったアレハンドロは仲間のサーファーたちの助けを借りて海から上がり、リーシュコードを止血帯にした応急処置を受け、ヘリコプターでパースの病院へと搬送。
応急措置が功を奏したのか、手術後のアレハンドロの容体は回復に向かっているようです。事故後に行われたライフセービングクラブによるヘリコプターでの巡回によると、4メートルほどのホホジロザメが目撃されているそうです。
この事故を受け、グレースタウン周辺のビーチは閉鎖されると同時に、マーギーズプロも一時中断となることに。
最初のシャークアタックからおよそ7時間後となる午後3時頃、再びグレースタウン周辺でこの日二度目となるシャークアタックが発生。被害者はジャスティン・ロングラス(41歳)で、場所は午前にシャークアタックが発生したコブルストーンから徒歩圏のレフトハンダー。
ただ、この日は午前中のシャークアタックにより周辺ビーチは閉鎖されていたはずなのになぜ?ジャスティンによると「普段ここでサーフしないけど空いてたから入ったんだ。理由は知らなかった。シャークが近くにいるらしいとは耳にしたけど、サメは海ならどこにでもいるし」とのこと。
ジャスティンのケースは幸いにして、サーフボードに大きなサメの歯型は残っているものの本人は足に軽傷を負ったのみだったので、現場で救命医の処置を受けるだけで済みました。
後のストーリーとして、この日はレフトハンダーでクジラの死骸がビーチに打ち上げられていて、サメが死骸を追いかけてビーチ近くまでやって来る可能性が高い事から注意喚起が出されていたそうです。
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参照記事:「Shark attacks second surfer near Gracetown in WA's South West after man airlifted to Perth」