5月からプレミア試写会がスタートとなるアンディ・アイアンズのドキュメンタリー作品「ANDY IRONS: KISSED BY GOD」。
世界中のファンが待ち望んでいた作品ではありますが、予告編の新作や内容についての情報が増えてくるにつれ、とても重い内容であることが分かります。
今回の記事は、アンディ・アイアンズのドキュメント作品の新たな予告編動画、作品を通して伝えたいメッセージなどに関する内容をお届けします。
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2010年11月、世界中のサーファーにショックを与えた3×ワールドチャンピオン、アンディ・アイアンズ(当時32歳)の急死。
当時は死因について様々な憶測が飛び交いましたが、家族の要望として公にされることはありませんでした。
そのような経緯から、すべての謎が明らかにされると言われていた今回の作品。内容について公式サイトでは以下のように説明してあります。
アンディ・アイアンズの人生を通して、双極性障害とオピオイド鎮痛薬中毒について触れる作品。アンディもまた、世界中で何百万という人が日々苦しめられている悪魔と戦っていた。
アメリカでは処方薬であるオピオイド鎮痛薬の過剰摂取による中毒死が増加していて、大きな社会問題の一つとなっています。
処方薬の乱用については、2014年のサーファーポールでディオン・アジアスの発言に対し、アルビー・レイヤーが噛みついたことがあったので国によって温度差があるものの、大きな問題であることが分かります。
新たな予告編動画では、おそらく亡くなる直前に妻リンジーに掛けたと思われるボイスメールも公開。
リンジー、俺だ。これ以上は無理。体調は悪いし飛行機では戻したし。最悪だよ。とりあえず寝れるように努力してみる。愛してるよ。バーイ。
アンディと言う強烈なキャラクターを通し、アメリカの社会問題も描く今回の作品。内容はヘビーですが、見るだけの価値は十分にある作品ではないでしょうか。