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経験がものをいうビッグウェイブの世界において、快進撃を続けているオーストラリアのラッセル・ビールキ「Russell Bierke」(20歳)。

20歳という年齢にして、本人の目標であったBWT(ビッグウェイブツアー)入りを決めてしまいましたからね。

今回の動画は、ラッセル・ビールキのスポンサーであるオニールによるBWT入り祝福映像をお届けします。


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昔からスラブ系のビッグバレルを得意とする若手として注目されていたラッセル・ビールキ。

だからこそ、当時はマニアックな専門分野であるにも関わらず、オニールというメジャーブランドが付いているわけです。

そんなラッセルの名前を世界的に知らしめたのは、何と言っても2016年に開催されたレッドブルイベント@ケープフィアでの優勝。

同イベントはビッグウェイブイベントであり、これまでに開催されたサーフイベントの中で世界一危険と呼ばれたほどで、同時期にフィジーでCTイベントが開催されていたのですが、CTサーファーもライブ中継に釘付けとなる写真がSNSで多数公開されていたほどです。

ちなみに、同イベント優勝時のラッセルの年齢は18歳でした…。

さて、色々な過去があった上で、今年のビッグウェイブアワードの「Men's Best Overall Performance of the Year」部門で9位となり、BWT入りを決めたラッセル。

最近では若いビッグウェイブサーファーの活躍も目立つようになってきてはいるものの、20代後半くらいの話なので、20歳ちょうどという年齢はあまりに早咲きです。

本人も望んでいたことなのでおめでたい事なのですが、個人的にはWSLイベント以外に出場できなくなるのが残念です。記憶に新しいのはかつてのアルビー・レイヤーですね。

他には、ジョンジョン・フローレンスも上記ルールの制限を受けているはずです。ジョンジョンはパイプラインをホームとし、WSLイベントのパイプマスターズとボルコムパイププロに毎年出場。

しかし、バックドアシュートアウトだけは出場していません。ノースショアローカルであるため不思議に思う方もいると思いますが、WSLのルールによって出場できないのが理由でしょう。

色々と書いてしまいましたが、今回のケースではラッセルもその辺を承知してのBWT入りだと思うので、20歳の活躍を楽しみにしたいところです。

ラッセル・ビールキの過去記事

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