Photo: Poullenot/WSL

現地時間2018年5月18日(ブラジル)、リオデジャネイロ(ブラジル)のサクアレマをメイン会場としたCT第4戦が終了。

すでに終了したウイメンズに続き、本日はメンズ「オイ・リオ・プロ(Oi Rio Pro)」がフィリペ・トレドの優勝で幕を閉じました。

今回の記事は、オイリオプロのイベントレポート、動画、最新CTランキングなどといったニュースをお届けします。


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オイ・リオ・プロ(Oi Rio Pro)

通常であればメンズとウイメンズのイベント最終日は同日に行うのですが、ウイメンズのみ先に終了していた今イベント。

その理由は本日分かったのですが、メンズの最終日は再びバックアップ会場のバリーニャで開催したためでした。

バリーニャの波はパワフルなライトハンダーで、ほぼクローズアウトのバレルとなり、メンズCTサーファーでもロースコアの連続となるほどハードコンディション。

そんなコンディションの中、一人だけ波を見極めてしっかりとスコアをマークして勝ち続けたのがフィリペ。

オープニングラウンドとなったクオーターファイナルでは、コロヘ・アンディーノを相手にオープニングウェイブから7.67をマークし、その後は6ポイント台のバックアップスコアでラウンドアップを決めることに。

フィリペ・トレドの7.67

セミファイナルでは現CTランクトップのジュリアン・ウィルソンと対戦。セミではクオーターがウォーミングアップであったかのよう、フィリペらしさが出ました。

最も顕著だったのがエクセレントレンジとなる8.67をマークしたライディング。スピーディーなライディングからダブルバレルをメイクし、ラストはテールハイのエアリバースをしっかりメイクしてジュリアンをコンボに追い込み圧勝。

フィリペ・トレドの8.67

もう一方のセミファイナルを勝ち上がったのは、ツアールーキーでパワーサーファーのウェイド・カーマイケル。クオーターではガブリエル・メディナ、セミではイズキール”ジーク”ラウを破っての結果です。

ウェイドはパワーサーファーという事で、バレルを抜けた後に見せるパワースナップは勢いよくスプレーが空高く舞い上がり、ファンではなくても釘付けとなってしまうほどのサーフィンを披露。

ウェイド・カーマイケルの7.17

フィリペとウェイドによるファイナルは、フィリペがピークをファイナルに合わせたのではないかというほどパーフェクトな展開に。

特にほぼパーフェクト10という9.93をマークしたライディングは、ディープなポジションからのバレルであり、出口方向も波がブレイクしていたので、よくメイクできたなと鳥肌が立つほどのパフォーマンスでした。

フィリペ・トレドの9.93

実は今イベントスタート2日前に第二子となる男の子が誕生していたフィリペ。「戦士」という意味を持つ「コア(Koa)」と名付けた息子同様、今イベントではフィリペも戦士として臨み、優勝トロフィー獲得に至ったとの事です。

CTサーファーの中では子供ができると成績が良くなるサーファーが多く、家族が大きなモチベーションと話すフィリペもまた、今回の結果で現CTランク2位へとジャンプアップ。

クラマスやサーフ・ランチなど、フィリペにとって得意なイベント会場が今季は多いので、今年こそはワールドチャンピオンも十分にありえるかもしれませんね。

本日の結果

ハイライト動画

最新CTランキング


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まとめ

次なるCTイベントは、インドネシアのバリ島クラマスを舞台にしたCT第5戦「コロナ・バリ・プロ(Corona Bali Pro)」。

同イベントのウェイティングピリオドは5月27日~6月9日となります。

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公式サイト「Oi Rio Pro

公式サイト「Oi Rio Women's Pro

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