ニュージャージー州のサーファーが殺人アメーバとも呼ばれるフォーラーネグレリアに感染して9月21日に他界。
感染した場所については現在調査中なのですが、ウェイブプール「BSRサーフリゾート」を訪れていたとのことで原因究明のために同リゾートは今季閉鎖となりました。
今回の記事は、フォーラーネグレリアとBSRサーフリゾートの閉鎖に関するニュースをお届けします。
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フォーラーネグレリアに感染して亡くなったのは、ニュージャージー州をホームとするファブリツィオ・ステイビル(29歳)。
ファブリツィオが以前BSRサーフリゾートを訪れていた事から、ウェイブプールで感染した可能性があると見て、調査のために同リゾートは閉鎖となりました。
調査を進めているのはCDC(疾病予防管理センター)。CDCによると、殺人アメーバが発見されるのは湖、川、温泉といった暖かい淡水で、感染すると初期症状の発症から最大で18日以内に死に至るそうです。
致死率は97%と非常に高く、統計によると1962年以降の感染件数は143件と件数は少ないのでレアではあるものの、生存者はわずか4名とのこと。
感染経路は現在不明であるものの、CDCの調査に協力するため閉鎖することとなったBSRサーフリゾート。調査結果が出るのは10月初旬だそうです。
ちなみに、初シーズンとなった今季のBSRサーフリゾートは予想以上の盛況ぶりとなり、11月一杯までオープンを伸ばす方針を発表していました(モダンウェイブプールは屋外のために冬季は基本的に閉鎖)。
亡くなられたサーファーのご冥福をお祈りいたします。
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参照記事:「CDC testing for 'brain-eating amoeba' at BSR Surf Resort」