Photo: WSL / DAMIEN POULLENOT

現地時間2018年10月16日(ポルトガル)、メンズCT第10戦「メオ・リップカール・プロ・ポルトガル(MEO Rip Curl Pro Portugal)」がスタート。

ウェイティングピリオド初日の本日は、ラウンド1~ラウンド2ヒート6まで開催となりました。

今回の記事は、リップカールプロ@ポルトガルのイベントレポート、動画、波予報などといったニュースをお届けします。


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メオ・リップカール・プロ・ポルトガル

波予報通りにまとまりのないヘビー過ぎるコンディションとなったものの、朝からオンとなった本日のイベント。

ヘビーコンディションを象徴するシチュエーションとして、ジェシー・メンデスは波に巻かれた際にコンテストジャージが脱げるほど。

「コンテストサーフィンからフリーサーフィンになっちゃったよ」とコメントしていました(笑)。

さて、タイトルレースについてはガブリエル・メディナ、フィリペ・トレド、ジュリアン・ウィルソンの3名は無事にラウンド3進出を決定。

フランスでのクイックシルバープロで優勝を決めてタイトルレースに返り咲き、勢いに乗るジュリアンは7ポイント台を二本揃え、ラウンド1を1位通過でラウンド3へとラウンドアップ。

クイックシルバープロで3位となり、CTランキングトップの座を奪ったカレントリーダーのガブリエルは6ポイント台を3本もスコアする安定した強さでラウンド3進出を決めました。

一方、ラウンド1で2位となってラウンド2送りとなったのがフィリペ。同イベントで13位(ラウンド3敗退)以下の結果となれば、タイトルレースにおいてかなり不利な状況となります。

まさに背水の陣で臨んだラウンド2では、ワイルドカード出場のサミュエル・プポと対戦。そしてヒートスタート直後になんと、本日のシングルハイエストスコアとなる8.17をマーク。

このスコアが決定打となり、その後はバックアップスコアとして4ポイント台をマークし、何とかタイトルレースに残る結果となりました。

タイトルレースに残っていながらラウンド2送りはヘビーだった。自分ではプレッシャーを掛けないようにしているのに、それでも相当なプレッシャーを感じてたんだ。

落ち着けって自分に言い聞かせて、バレルを狙う事だけにフォーカスした結果がヒートスタート直後のライディングに繋がったよ。

フィリペのシングルハイエストスコアに対し、本日のトータルハイエストスコア14.77をマークしたのは五十嵐カノア。

大抵のサーファーがかなりの波数に乗る一方、じっくりと良い波を選び抜くいつものカノアの戦略を貫き、わずか3本しか乗らなかったものの、2本は7ポイント台と見事な波選びでした。

本日の結果と今後のヒート表

ハイライト動画

波予報

17日は少しサイズが落ち着き、午前はフェイスで4~7フィート、午後は5~7フィート。風は午前がサイド/オフショア、午後がサイド/オンショアが吹く見込み。

来週の予報があまり良くないので、今週中にイベント終わらせるためにも17日もイベントはオンになると思われます。

まとめ

ポルトガルと日本の時差は8時間で、日本が8時間進んでいます。

現地時間の午前8時にイベント開催の場合、日本時間は午後4時となります。

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公式サイト「MEO Rip Curl Pro Portugal

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