今シーズンも11月からスタートしているイベント「Wave of the Winter(WOTW)」。
同イベントはオアフ島ノースショアを舞台にした一本のベストライディングを決めるイベントですが、さらに舞台を広げることをサーフラインが発表。
今回の記事は、より多くのサーファーにチャンスを与える事となるWOTWの新たなリージョンに関するニュースをお届けします。
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コンテストやフリーサーフィンの垣根を超え、誰がウインターシーズンのオアフ島(ハワイ)ノースショアでベストライディングをしたのか決定するフォーマットが人気のWOTW。
そのWOTWがハワイを飛び越え、主にアメリカ本土のエリアもターゲットにして今季はイベントを開催すると発表。
気になる新たな対象エリアは5つに分けられ以下の通り。
・アメリカ南東部(バージニア州~フロリダ州)
・アメリカ北西部(ポイント・コンセプション~オレゴン州境)
・アメリカ南西部(ポイント・コンセプション~メキシコ国境)
・プエルトリコ/カリブ海諸島
イベント期間は2018年12月1日~2019年3月31日までで、エントリー作品のアップロードは無制限。ジャッジはオンラインユーザーとなるので、ネット投票で各エリアの勝者が決まり、優勝賞金は1,000ドルとなります。
さて、WOTWのハワイ以外でのイベントと言えば、過去には南半球バージョンと言うのもあったりと試行錯誤といったところです。
個人的には南半球など広い範囲よりも、今回のように対象エリアを狭めた方がローカルヒーローなど新たな才能が日の目を浴びることになる可能性があって面白いかと思います。
また、優勝賞金は1,000ドルと安いのですが賞金よりも知名度が高くなったり、名前が売れる事でインターナショナルサーファーとの繋がりが生まれやすくなったりとお金以上の価値がある事でしょう。
今年のイベントが成功し、近い将来には日本も対象エリアに含まれ、日本のウインターシーズンの波や世界的にアンダーグランドなサーファーの存在を示すチャンスになればと期待しています。
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