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メンズのコンテストサーフィン界を語る上で欠かすことのできないブラジリアンストーム。

しかし、華やかな世界に見えますが、実際のブラジルにおけるサーフシーンはまだ混沌としているのが現実。

今回の動画は、ブラジルのファベーラ(スラム街)におけるサーフムーブメントをフィーチャーしたドキュメンタリー映像をお届けします。


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ブラジルにおいて、サッカーに次ぐ人気スポーツとも言われるようになっているサーフィン。

しかし、誰もがサーフィンできるのかと言ったら、国の経済状況にサーフィンが大きな変化をもたらすわけでもないので答えはノー。ファベーラで生まれ育ったら尚更です。

今回の動画でフィーチャーされている場所は、リオデジャネイロに位置するブラジル最大級のファベーラと呼ばれるロシーニャ。

ファベーラで生まれ育つと手っ取り早くお金の手に入るギャングへの道へと進む若者も多く、若くして命を落とすものも珍しくありません。

そんな環境において、サーフィンに救われギャングの道に進まず、サーフィンを次世代へ伝えていくグループによる今回のドキュメンタリー作品。

さて、今でこそブラジリアンのトップサーファーは相当な稼ぎがありますが、そんなサーファーはごくごく一握り。

数年前にCTサーファーとして活動していたラオニ・モンテイロなんかは、ワールドツアー在籍時であってもメインスポンサーが付かず、遠征費の高いタヒチイベントなどを金銭的理由から欠場していたこともありました。

また、今季CTサーファーのトーマス・エルメスはジュニア時代にワールドジュニアイベントへの出場権を得たものの、遠征費がなくて欠場といったことも。

それほど厳しい環境にいたからこそ、「絶対になり上がってやる」といった強いハングリー精神を持ち、現在のブラジリアンの強さの原動力になったのかと考えさせられます。

是非ともリアルなブラジル、そしてサーフィンがもたらす光を動画からチェックして見て下さい。

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