CT(チャンピオンシップツアー)初戦イベント開催直前に毎年開催され、今年はゴールドコースト(オーストラリア)で3月31日に行われるWSLアワード。
同イベントは前シーズンのワールドチャンピオンの表彰、ベストライドやベストヒートなどといった部門の受賞を発表する場であり、今年からはファン投票部門を新設すると発表。
今回の記事は、WSLアワードのファン投票部門に関するニュースをお届けします。
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WSLアワードのファン投票対象サーファー
サーフィン界のファン投票と言えば有名なのが、ハワイのオアフ島ノースショアで12月に開催されているサーファー誌主催となるサーファーアワードのサーファーポール。
サーファーポールはフリーサーファーを含めたファン投票となりますが、WSLアワードでは対象者は2018年シーズンのCTサーファーのみとなります。
なお、ワイルドカードやインジュリーリプレイスメントは除外となるので、例えば昨年ワイルドカードで活躍して今季CT入りを決めたマイキー・ライトは含まれていません。
投票の流れと期間
投票はCTイベントのよう、3月4~28日の間にメンズが5ラウンド、ウイメンズが4ラウンド行われます。
各ラウンドで得票数の高いサーファーがラウンドアップを果たしていき、最終的にナンバー1を決める流れとなります。
投票期間は以下の通り。
メンズ&ウイメンズのR1
*3月9日午前9時~3月13日午後5時
メンズ&ウイメンズのR2
*3月14日午前9時~3月19日午後5時
メンズのR3&ウイメンズのセミファイナル
*3月20日午前9時~3月24日午後5時
メンズのセミファイナル
*3月20日午前9時~3月28日午後5時
ウイメンズのファイナル
*3月25日午前9時~3月28日午後5時
メンズのファイナル
投票方法
投票方法が少しユニークで、一般的なファン投票であれば好きなサーファーを一名選ぶといった形となりますが、今回のシステムはマンオンマンヒート。
メンズは32名、ウイメンズは16名なので、ラウンド1ではメンズが16ヒート、ウイメンズが8ヒートとなり、各ヒートで好きなサーファーの方に投票する流れとなります。
ただし、例えばラウンド1は得票数の高いメンズのトップ16とウイメンズのトップ8がラウンドアップとのルールで、ファンがみな全てのヒートを投票するとは限らないです(ヒートによっては好きなサーファーがいない場合など)。
そういった場合、ヒートで対戦相手に得票数で劣ったサーファーが、全体の得票数ではトップ16入りする場合もあり得るので、その辺はどうなるのかルールをざっと読んだのですが不明です(シンプルなルールの方が分かりやすかったかも!?)。
実際の投票ページは、記事最後に掲載する公式サイトリンク先の「VOTE MEN」と「VOTE WOMEN」から行う事となります。
まとめ
ファン参加型ということで興味深い内容となっているWSLアワードのファン投票企画。
2018年CTランクでトップ10入りした五十嵐カノアが、ファン投票でも上位入りするのかは皆さん次第。
ちなみに、カノアのラウンド1対戦相手は元ワールドチャンピオンのジョエル”パーコ”パーキンソンとなっています。
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公式サイト「WSL Fan Favorite Award」