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CT(チャンピオンシップツアー)サーファーが乗るサーフボードのフィンセッティングは大半がトライフィン(3フィン)。

感覚が鈍るといった事からシーズン中はスラスター以外乗らないサーファーもいるようですが、本音としてはコンディションに合わせてサーフィンを楽しみたいところ。

その気持ちは元ワールドチャンピオンのパーコこと、ジョエル・パーキンソンも同じで、昨年のCT引退宣言直後に乗ったのが今回紹介するツインフィン。

今回の記事は、ジョエル・パーキンソンのサーフボードスポンサー「JSサーフボード」によるツインフィンモデルのストーリーやライディング動画をお届けします。


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数々のトッププロをライダーとして抱えるJSということで、メインのサーフボードモデルはパフォーマン系であり、今回のモデル「Black Baron(ブラックバロン)」はツインフィンとして初リリースとのこと。

ブラックバロンの特徴は、レトロのスピード性能とモダンのアクション性能を兼ね備えたハイブリッドモデル。

かつてはラスタこと、デイヴ・ラストヴィッチなどがレトロツインに乗ってブームを引き起こしましたが、最近のツインはモダンテクノロジーによりマニューバ性能を向上させたハイブリッドが主流ですね。

だからこそ、ハイパフォーマンスをメインとするサーフボードブランドなどもツインフィンをリリースしているのでしょう。

JS本人もホームであるゴールドコーストの小波から、パーフェクトなオーバーヘッドほどのクラウドブレイクなどでテストし、オールラウンドなツインフィンであることを確認したとのこと。

ここまでツインフィンが根強い人気を誇っている様子を見ていると、一般サーファーはツインやクアッドが主流という時代が近いのかもしれません。

一般サーファーが目指すサーフィンはあくまでも「楽しむ」ことが大前提にあり、一切のセクションを無駄にしないコンテストサーフィンとは方向性が違う方が多いように思えますし。

最後に、JSライダーによるライディング動画、そしてライダーの身長体重に加えてボードのディメンションをお届けします。

エイドリアン・バッカン

179センチ-73キロ
5'5 ” x 19 3/4” x 2 5/16” = 27.5L

ジュリアン・ウィルソン

183センチ - 80キロ
5'6 ” x 20” x 2 3/8” = 29.0L

ジョエル・パーキンソン

183センチ - 83キロ
5'6 ” x 20” x 2 3/8” = 29.0L

公式サイト「JS Industries

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