SNSを通して本音をオブラートに包まず発言することから、物言うフリーサーファーとして知られるマウイ島出身のアルビー・レイヤー「Albee Layer」(27歳)。
ただし口だけではなく、いくつものエアリアルを世界初メイクしたり、マウイ島ジョーズのビッグバレルをメイクしたりと実力も本物。
今回の動画は、待望となるアルビー・レイヤーの最新サームムービー「Opinionated Passion」が公開されたのでお届けします。
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SNSでの発言が何かと話題になる事が多いアルビー。その理由として、アルビーがサーフィンに対して真摯なためとも思えます。
常にサーフィンの進化を追求しているアルビーだからこそ、サーフィンやサーファーの未来を考え、CT(チャンピオンシップツアー)やBWT(ビッグウェイブツアー)などに口を出したくなるのでしょう。
そんなアルビーの強みは発言だけではなく、行動でも示している点。エアリアルで言えば、アーリーウープ540、BS(バックサイド)エアリバースのダブルスピン、マックツイストを世界初メイクしています。
エアリアルだけでなく、ホームであるマウイ島ジョーズではビッグウェイブサーフィンのハイパフォーマンスであるバレルライドを追求し、信じられないようなバレルを何度もメイク。
これだけの偉業を達成しているので、コンテストサーファーと比べるとアンダーグランドながら、「アルビーこそ世界ベストサーファー」との声も少なくありません。
昨年開催されたBWTイベントのジョーズチャレンジでは、コンディションが危険すぎるとイベントはラウンド1ヒート1のみ開催して、翌日に持ち越しになりましたが、アルビーはその判断を批判。
イベントオフという判断が間違っていると証明するかのよう、ラウンド1ヒート2出場のために海で待機していたアルビーはラインナップに向かいバレルをメイクしています。
さて、そんなアルビーの現在ですが、北半球のウインターシーズンを終えたタイミングで股関節の手術をしていました。
ビッグエアーのやり過ぎで、着地による衝撃から年々状態が悪化していき、ハワイシーズンを終えたタイミングで完全回復するために手術に踏み切ったそうです。
現在は復帰に向けて着々と回復しているようなので、アルビーのさらなるプログレッションを楽しみにしたいところです。