Photo: WSL

現地時間2019年6月2日、オーストラリアのWA(ウエスタンオーストラリア)州マーガレットリバーをメイン会場とするCT(チャンピオンシップツアー)第4戦が開催。

メンズとウイメンズ共にイベント名は「Margaret River Pro(マーガレット・リバー・プロ)」で、通称マーギーズプロ。

スウェルが落ち着いてきた本日は、メンズのラウンド4とクオーターファイナル、ウイメンズのクオーターファイナルが行われました。

今回の記事は、マーギーズプロのイベントレポート、動画、今後の波予報などをお届けします。


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Margaret River Pro(メンズ)

まずスタートとなったのはメンズのラウンド4。同ラウンドでは、ケリー・スレーター、最強ワイルドカードのジャック・ロビンソン、現CTランク2位の五十嵐カノアが敗退。

ケリーを破ったのは今季WSLワイルドカードを巡って少し因縁のあったカイオ・イベリだったのが印象的でした。

ちなみに、ケリーはイベント敗退後もキッズのファンと腕相撲をして盛り上げたりと、相変わらずの人気を誇っていました。

今季のタイトルコンテンダーと言えるほど活躍しているカノアを破ったのは今季ツアーに返り咲いたライアン・カリナン。

ライアンはツアールーキーだった年に戦略として抑え気味のサーフィンで臨み、本来の力を発揮できずにツアー落ちしたものの、ジャッジ基準が変わってフルスロットルになってからは別人のようなパフォーマンスを見せる台風の目と言えます(クオーターでジュリアンに敗れましたが)。

クオーターファイナルではラウンド1から、今イベントの事実上のファイナルと言えるジョンジョン・フローレンスとイタロ・フェレイラが対戦。

イタロ相手となれば攻めるしかないジョンジョンは攻めたサーフィンを見せるしかなく、功を奏してエクセレントレンジ(8~10ポイント台)を二本揃え、ハイスコア対決の末に勝利を手にしました。

ジョンジョン以外のヒートでは、カイオ・イベリ、コロヘ・アンディーノ、ジュリアン・ウィルソンがセミファイナリル進出を決めています。

本日の結果

今後のヒート表

Margaret River Pro(ウイメンズ)

クオーターファイナルのみ開催されたウイメンズは、タティアナ・ウェストン・ウェブ、サリー・フィッツギボンズ、カリッサ・ムーア、レイキー・ピーターソンがセミファイナル進出。

最も印象的だったのは、ステファニー・ギルモアを破ったレイキーで、何度となく高い壁として立ちはだかっていたステフに勝利した結果は大きな自信になったことでしょう。

また、レイキーはスコア自体も凄まじく、本日のトータルハイエストスコア18.83、シングルハイエストスコアの9.80をマーク。

今イベントの優勝候補であることは間違いありませんが、セミファイナルではカリッサ・ムーアと対戦となるので、見逃せないヒートになりそうです。

本日の結果

今後のヒート表

ハイライト動画

波予報

今イベントは後は半日あれば終了できる状況まで来ました。明日は少しサイズダウンし、明後日4日(火曜)は再びのサイズアップ予報であり、WSLとしても火曜には終了させる予定となっています。

まとめ

日本と西オーストラリアの時差は1時間で、日本の方が1時間進んでいます。

現地時間の午前7時にイベント開催の場合、日本時間は午前8時となります。

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公式サイト(メンズ)「Margaret River Pro

公式サイト(ウイメンズ)「Margaret River Pro

2019年マーギーズプロ過去記事

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