ここ数年、ワールドツアーを引退したサーファーがこぞってハマっているのはツインフィン。
コンテストではセクションを一切無駄にしないため、センターフィンで縦の動きがしやすいスラスターがメインとなりますが、コンテストから離れれば一切制約がなくなります。
そこでハマることになるのが、スピードとフローを重視して自由なラインを描けるツインフィンというわけです。
今回の動画は、3×ワールドチャンピオンのミック・ファニング「Mick Fanning」(38歳)によるツインフィンでのフリーサーフィン映像をお届けします。
スポンサーリンク
FCS(Fin Control System)が公開した動画であることから、フリーサーフィン動画ということでサーフボードに目が行きがちですがメインはフィン。
ミックが今回の動画で使用しているのは、FCS2のMRこと、マーク・リチャーズのシグネチャーモデルです。同モデルはツインフィン+スタビライザー(小さいセンターフィン)というセットとなっています。
ツインフィン仕様だとドライブとスピードが際立ち、ツインフィンだと少しルースだと感じる場合はスタビライザーをセットすればツインフィンの良さを残しながらコントロール性能が加わるそうです。
体重に合わせた推奨サイズは以下の通り。
SMALL (55Kg - 70Kg / 120 - 155 Lbs)
MEDIUM (65Kg - 80Kg / 145 - 175 Lbs)
LARGE (75Kg - 90Kg / 165 - 200 Lbs)
X-LARGE (Over 85Kg / 190 Lbs)
当ブログでも紹介している通り、近年ではハイパフォーマンスボードをメインラインナップにしていた大手サーフボードブランドも続々とハイブリッドなツインフィンモデルをリリースしています。
コンテストに出場しない一般サーファーにとって、ハイブリッドツインがメインボードになる時代は迫っていると思うので、サーフボードだけでなくフィンにも注目してみてはいかがでしょうか。
-----