2019年8月11日、ハワイのオアフ島西部に位置するマカハビーチでシャークアタックが発生。
被害サーファーのサーフボードは、サメが噛みついた部分が大きくえぐれ、サーファーが相当な被害を負ったと見られましたが、なんとサーファーは全くの無傷で済むことに。
非常にラッキーであったと言える今回のシャークアタックですが、どのようにして発生したのか!?
今回の記事は、被害サーファーとなったマックス・ケリイキピ「Max Keliikipi」(16歳)が事故後に語ったストーリーをお届けします。
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ジュニアライフガードとして働くマックスは11日(日曜)夕方、仕事終わりに車を走らせているとマカハビーチで波がブレイクしていたのでサーフすることに。
岸から100ヤードほど離れたラインナップに到着すると、海面から何か突き出たものが目に付き、当初は亀だと思ったそうです。
しかし、すぐにサメだと気付き、通常の波待ち態勢だと足が水中に沈んだ状態なので獲物として狙われる恐れがあり、サーフボードの上に足を上げることに。
そんな間に、サメはマックスめがけて向かってきて、マックスはサーフボード上から突き飛ばされたと言います。
足をもう少しノーズ寄りに乗せていたら、足指が噛み切られていただろうね
サーフボードから突き落とされたマックスは、即座に逃げるという判断を下し、岸へと一目散に泳いでいき、無傷での生還を果たしました。
6フィートのサーフボードに乗っていたマックスは、ボードとサメの大きさを比較してみて、サメは7~10フィートほどあったと語っています。
さて、サメの餌となる魚などの豊富さに応じて、海域によってサメが多かったり少なかったり違いはあるものの、基本的に海であればサメはどこにでもいますし、ハワイでは尚更です。
オアフ島ノースショアでは、サメを間近で見るためのシャークケージダイビングといったアトラクションがあるくらい、簡単にサメを見ることができるくらいなので。
ただし、シャークアタックの発生件数自体が少ない通り、サメが意図的に人間を襲っているのかと言われれば、その可能性は極めて低いように思われます。
そのため、サメを恐れるだけでなく、シャークアタックに遭遇する可能性を低くする意識が必要かと思います。
例えば、早朝や日没直前の暗い時間帯に海に入らない、誰も入ってないラインナップは避ける、小魚が周辺に集まってきたら海から上がるなどです。
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参照記事「A surfer in Hawaii survives after a shark bites a chunk out of his surfboard」