オーストラリア初のウェイブプールとして昨年2018年10月にデモ施設でのテスト稼働動画が公開された「Surf Lakes(サーフ・レイクス)」。
ただし、事前テストをあまり行わない上での稼働とあり、造波装置の押し上げポンプに負担が掛かり過ぎて破損してしまい、テスト稼働は中止となりましたが…。
あれから10か月近い月日を経て、サーフ・レイクスは再びのテスト稼働に至り、世界最大サイズの人工波発生に成功したとか。
今回の記事は、サーフ・レイクスが発表したメディアリリースの内容に関するニュースをお届けします。
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ウェイブプールに関しては、各造波装置に特徴があり、サーフ・レイクスが追求していたのは波のサイズ。
昨年のテスト稼働前から、タヒチのチョープーのようなサイズとパワーのある波を発生可能と明言していました。
でしたが、昨年のテスト時は徐々にフルパワーにしていくとの流れでテスト稼働がスタートし、フルパワーに辿り着く前に押し上げポンプが故障となったので、実際のポテンシャルは未知数のままでした。
そのサーフ・レイクスが昨日、メディアリリースにて8フィート(2.4メートル)の波を発生させることに成功したと発表しました。
現場にはアンバサダーを務めるオッキーこと、マーク・オクルーポに加え、3×ボディボードワールドチャンピオンのベン・プレイヤーがいて、上記の写真で波に乗っているのはベンです。
実際に波に乗ったベンの感想は以下の通り。
この波はとんでもなくパワーがあるんだ!これが人工波なんて信じ難いよ!ドロップは相当エキサイティングで、波のパワーは僕がこれまで海でサーフしてきた世界トップレベルのヘビーブレイクに匹敵するレベルだね。
オッキーもまた上記写真の波を体験していて、オッキーのコメントは以下の通り。
この波は最高!間違いなく本物だね。リーフに沿ってブレイクしていく感じが、海の波とそっくりな感覚でストークしてるよ!
さあ、世界最大サイズの人工波の発生に成功したサーフ・レイクス。ただし、気になるのは写真よりも実際に波に乗っている映像ですよね。
サーフ・レイクスによると、オッキーやベンなどのライディング映像は今後リリースする予定とのことなので、楽しみにしたいところです。
最後に、サーフ・レイクス創業者であるアーロン・トレヴィスは「目標達成に満足してるよ。今後のフォーカスは造波装置のライセンス販売で、すでに世界中から300以上の問い合わせを受けているんだ」とのことです。
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公式サイト「Surf Lakes」