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昨シーズンまではBWT(ビッグウェイブツアー)イベントの会場であったポルトガルのナザレ。

ナザレは世界最大サイズの波がブレイクするサーフスポットとして知られていて、パドルインサーフィンのBWTイベントになるとパドルインで乗れないサイズでは開催不可なので、敢えてサイズが小さい時の開催となっていました。

しかし、今年からはトウイン(ジェットスキーで牽引してもらって波に乗るスタイル)イベントに方向転換することに。

今回の記事は、トウインでのナザレイベントに開催のゴーサインとなるグリーンアラートが発令されたので内容についてお届けします。


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すでにイエローアラートが発令されていて、どうなるのか気になっていたものの、開催に向けてグリーンアラート発令となったナザレイベント。

正式なイベント名は「ナザレ・トウ・サーフィン・チャレンジ(Nazare Tow Surfing Challenge)」。

同イベントの開催予定日は2020年2月11日(火曜)。ポルトガルが会場なので、日本時間で夕方辺りに現地では朝を迎えるので、ライブ中継を観戦しやすいです。

トウインイベントはWSL(ワールドサーフリーグ)としては初の試みということで、フォーマットに関して理解しているのは関係者程度でしょう。

そこでフォーマットに関して説明しておきます。

Photo: WSL
出場サーファーは19名で、メンズ17名、ウイメンズ2名という構成。トウインという事でジェットスキードライバーが必要となるので、チーム制ということになります。

イベント自体は4時間のエクスプレッションセッションとなり、通常のビッグウェイブイベントのようなラウンドアップという概念はなし。

常にラインナップには5組のトウインチームが入っていて、各チームは1時間ヒートを2回行うことになります。

イベント後にイベント出場者がトップパフォーマンス映像をチェックし、イベント出場者による投票で勝者を決定する

一応、フォーマットの説明は上記にて記載したものの、トウインチームと言うのがイベント招待サーファー同士で組むのかなど不明な点があります。

出場サーファーが19名という時点で、奇数なので全員が出場サーファー同士で組めるわけではないのですが。

また、現時点においては全てのイベント招待サーファーが紹介されているわけではありません。

現時点において発表されている招待サーファーは、ウイメンズの2名がマヤ・ガベイラとジャスティン・デュポン。ウイメンズでナザレチャージしているのはこの二人くらいなので予想通りといった感じですね。

メンズでは、ルーカス”チャンボ”チアンカ、フランシスコ・ポルセラ、セバスチャン・ステッドナー、アンドリュー・コットンといった面々。

さて、初開催ではあるものの世界最大サイズの波がブレイクするナザレにて、ヒュージスウェルがヒットするタイミングで開催となる同イベント。

期待せずにはいられない楽しみなイベントになることでしょう。

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公式サイト「Nazare Tow Surfing Challenge

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