blank
via youtube

昨年のUSオープンで試験的に実施されたVIPパスという試み。

USオープンのメンズはQSイベントだったのですが、今季からはCTイベントでVIPパスが行われることになりました。

今回の記事は、CTイベントにおけるVIPパスの内容や料金などといったニュースをお届けします。


スポンサーリンク


VIPパスとは

CTイベントのVIPパスとは、CTイベント開催時にWSLのVIPラウンジに訪れることが可能となる権利です。

通常であれば、日差しの照り付けるビーチから遠くで波に乗るサーファーを観戦するのが一般的です。

ですが、VIPラウンジであれば日陰で大型モニターから観戦が可能となり、無料の食事とドリンクも付き、さらにはCTサーファーと間近で接することができます。

VIPパスの種類

VIPパスは主に「フルイベント(通し券)」と「デイリー(一日券)」の二種類。

通し券と一日券ではVIPラウンジ利用は共通していますが、通し券ではVIPウェルカムバッグをもらえたり、イベント開催時に行われるライブへのVIPアクセスといったプラスアルファがあります。

また、イベントによっては「オデッセイパス」という現地での宿やアクティビティを含めた通し券も設定されています。

もっとも気になる点として、サーフイベントは波が良い時にのみイベント開催となるので、一日券を予約していても当日にイベントが開催になるとは限りません。

そのため、イベントがオフになった日のチケットを予約していた場合は料金は課せられず、イベントがオンのコールがされた場合のみ自動的に支払処理が行われるとのこと。

VIPパス販売会場と料金

現時点でVIPパスの販売がスタートしているCTイベントは以下の通り。

各イベントのVIPパスの種類と料金は以下となります。

クイックシルバー&ブーストモバイルプロ@ゴールドコースト

・通し券:1,299豪ドル
・一日券:299豪ドル

リップカールプロ@ベルズビーチ

・通し券:1,299豪ドル
・一日券:299豪ドル

コロナバリプロ

・オデッセイパス:13,299豪ドル
・通し券:1,829豪ドル
・一日券:419豪ドル

マーガレットリバープロ

・オデッセイパス:9,499豪ドル
・通し券:1,299豪ドル
・一日券:299豪ドル

コロナJベイオープン

・オデッセイパス:8,623.85米ドル

タヒチプロチョープー

・オデッセイパス:10,448.90米ドル

まとめ

料金設定に関してはかなり高額といった印象を受けますが、あくまでも新たな選択肢の一つであり、従来通りの観戦は可能です。

CTイベントはスウェルに恵まれないと数ヒートのみ開催の日もあるので、利用者としては一日券はかなりリスキーな感じもしますが…。

なんにせよ、WSLが収益源を増やし、サーファーへの還元が増えることになればサーフィンの活性化に繋がるので、興味深い試みではないでしょうか。

-----

公式サイト「WSL

VIPパスの過去記事