CT(チャンピオンシップツアー)サーファーにとって人気の高いCTイベント会場の一つである西オーストラリアのマーガレットリバー。
「ワイルドウエスト」と呼ばれるほど自然豊かであり、バラエティに富んだサーフスポットが数多く点在している点が人気のポイントですね。
そのマーガレットリバーを舞台にしたCTイベントですが、今年からタイトルスポンサーがブーストモバイルになるとのこと。
今回の記事は、ブーストモバイルがマーギーズプロのタイトルスポンサーになったというニュースをお届けします。
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ブーストモバイルとはプリペイド携帯電話事業者で、サーフィン界とは密接な繋がりがあります。
おそらく30代後半以降のサーファーならば、「ブーストモバイルプロ」というCTイベントを覚えているかもしれません。
上記イベントはローワーズ(南カリフォルニア)でのCTイベントで、2008年を最後にブーストモバイルはタイトルスポンサーを降りました。
タイトルスポンサー以外では、ケリー・スレーター、ジェイミー・オブライエン、アンディ・アイアンズなど書ききれないほど数多くのビッグネームのスポンサーを務めたほど、サーフィン界と密な関係であったブーストモバイル。
そのブーストモバイルが、2008年以来となるCTイベントのタイトルスポンサーに復帰したのは、昨年2019年に開催されたゴールドコーストでのCT初戦でのこと。
ウイメンズイベントのみ、ロキシープロからブーストモバイルプロになりました。ただし、今年のCT初戦はコロナへとタイトルスポンサーが変更。
再びブーストモバイルがタイトルスポンサーから消えたのかと思っていたタイミングで、マーギーズプロのタイトルスポンサーになったとのニュースが報じられました。
CTサーファーでありブーストモバイルのチームライダーであるサリー・フィッツギボンズは以下のコメントを発表。
ブーストモバイルがCTイベント名に名を連ねてくれてエキサイトしてるわ。マーガレットリバーは私にとってお気に入りのエリアの一つ。
オーストラリアの中でもありのままの美しさの象徴のような場所で、ブーストがそんな西オーストラリアの価値を見出してくれたことがとても嬉しいわ。
西オーストラリアは僻地だから、どこでもネットで繋がることのできるブーストにピッタリのイベント。
母国でのイベントに加え、スポンサーイベントだなんて私にとっては最高のステージだから楽しみでしょうがないわ。
さて、今回のニュースを受け今年のCTイベントをチェックして見ると、男女共に半分ほどのCTイベントがサーフブランド以外がタイトルスポンサーになりました。
メジャースポーツを見ると、クレジットカードの国際ブランドなど他分野の企業がタイトルスポンサーになっていることは珍しくなく、WSLもその流れに向けて動いてきた上での結果でしょう。
ただ、CTイベントのタイトルスポンサーは不思議と同じ業種の企業が多いです。
ブーストモバイルに加え、ブラジルの「Oi」とポルトガルの「MEO」といずれも通信会社なのです。この3社以外では、ビール会社のコロナが2つのCTイベントのタイトルスポンサーになっています。
ここまで通信会社揃いというのは、狙ってのことなのか、それとも偶然のどちらなのでしょうか!?
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参照記事「Boost Mobile Signs as Title Partner for Margaret River CT」