2016年にシドニー(オーストラリア)で開催された「Red Bull Cape Fear」。
同イベントはサーフィンイベントとしては最も危険なコンテストだったと言われ、その舞台となったのがカメイ・ボタニー・ベイ国立公園内に位置するケープ・ソランダーです。
そのケープ・ソランダーにサイクロン「ウエシ」スウェルがヒットし覚醒したとか。
今回の動画は、サイクロンスウェルが入ったケープ・ソランダーでのフリーサーフィン映像をお届けします。
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危険極まりないサーフスポットとして知られるケープ・ソランダー。
その理由としては、テイクオフゾーンのすぐ近くにインサイドの岩棚が待ち構えているので、テイクオフに失敗すれば岩場に叩きつけられる可能性が高いためです。
また、波自体が2~3段掘れするくらい癖波であることから、ライディング中にボトムが無くなったりと突然変異することもしばしば。
それだけ困難だからということで、当初はスタンドアップサーフィン向けではないと、ボディボーダーのみがチャージしていたそうです。
そんな中、マルーブラをホームとするコビー・アバートンなどといったブラボーイズがケープ・ソランダーでサーフするようになることに。
さて、ケープ・ソランダーという名前は実際の地名で、サーフスポット名は「Cape Fear」や「Ours」など複数あります。
その中から、レッドブルイベントでは「Cape Fear」という名前をイベントに入れています。そしてイベント自体は、ローカルvsビジターという形で行われました。
ブラボーイズはサーフギャングとも言われたくらい強烈で、当時は仲間以外のサーファーがやって来ると威圧して追い出していたそうですが、現在のラインナップは平和になっているそうです。
そんなケープ・ソランダーでのセッション。炸裂状態とは言えないまでも、ある程度のスウェルがヒットしないとブレイクしないサーフスポットなので、貴重な映像と言えるのではないでしょうか。