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Photo: WSL / KELLY CESTARI

新型コロナウイルスの影響により、各方面から延期の声が求められるようになった2020年東京五輪。

オーストラリアとカナダのオリンピック委員会に至っては、もしも予定通りの開催を強行するのならば、選手団を派遣しないとまで明言しましたし。

そういった世論を受けてなのか、IOC(国際オリンピック委員会)の公式声明ではないものの、IOCの古参メンバーであるディック・パウンドが「オリンピックの延期が決定した」とUSAトゥデー紙に言及。

今回の記事は、IOCメンバーであるディック・パウンドのインタビュー内容、そしてサーフィンのオリンピック選考イベントの現在のスケジュールなどに関するニュースをお届けします。


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多くの方が想定していたであろうオリンピック延期に関するニュース。

オリンピック出場選手を選ぶオリンピック選考イベントのスケジュールさえ確定できない現状において、どう考えても無理な話ですし。

そんな最中、USAトゥデー紙の電話取材に応えたIOCメンバーであるディック・パウンドのコメントは以下の通り。

IOCがこれまでに得ている情報に基づき、オリンピックの延期が決定しました。

今後の予定に関してはまだ未定ではありますが、私の知る限り、7月24日にオリンピックが開催されることはありません。

オリンピック開催は2021年に延期となる可能性が高いでしょう。

このような事態の中、サーフィンにおける最終オリンピック選考イベントとなるはずであった2020年ISAワールドサーフィンゲームはつい先日、イベントの延期を発表しています。

当初、中米エルサルバドルにて5月9~17日の日程で開催予定でしたが、ISAは6月6~14日に延期予定と発表。

正式な日程については、新型コロナウイルスの世界的蔓延の様子を見ながら、4月20日に判断を下す予定としていました。

なのですが、オリンピック延期が正式に発表されれば、選考イベントを6月に開催する必要はなくなるので、今後再びスケジュールが変更される可能性は高いでしょう。