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3月中盤から全てのWSL(ワールドサーフリーグ)イベントが中断となった現在。

WSLにとってメインコンテンツであるサーフィンコンテストを開催できなくなったため、代わりに過去のコンテスト動画をコンテンツとして発信しています。

かなりの数の過去コンテスト動画を公開していて、その中で是非とも紹介したいと思うイベント動画が公開されました。

今回の動画は、2008年のリップカールプロサーチ@ウルワツのイベントハイライト映像と伝説と言えるリップカールプロサーチに関する内容をお届けします。


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リップカールのサーチイベントとは

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「サーチ」トリップと題し、世界中のヴァージンウェイブを探すサーフトリップがブランドテイストと言えるリップカール。

そのリップカールが、サーチトリップの流れをCTイベントにも持ち込んでいたのが「リップカールプロサーチ(Rip Curl Pro Search)」。

どのようなイベントかと言うと、イベント会場が一定ではなく、毎年ワールドクラスのサーフスポットへと会場を変えることからモバイルイベントとも呼ばれていました。

リップカールプロサーチがスタートしたのは2005年のことで、2011年まで行われていました。

各年度の会場となったのは以下の通り。

2005年:レユニオン島

2006年:メキシコ

2007年:チリ

2008年:バリ島(インドネシア)

2009年:ペニシェ(ポルトガル)

2010年:プエルトリコ

2011年:サンフランシスコ(アメリカ)

この7年という歴史において、今回の動画でフィーチャーされているのは2008年のサーチイベント。

バリ島のブキット半島を舞台に、メイン会場はウルワツ、バックアップ会場はパダンパダンという豪華サーフスポットが世界トップサーファー迎え入れたのです。

ちなみに、サーチイベントで波のクオリティに関して最高だったと言われているのは、2006年の舞台となったメキシコ。

会場はオアハカ州のバラ・デ・ラ・クルス(Barra de La Cruz)で、波はライトハンダーのポイントブレイク。

CTサーファーからスナッパーロックスよりもベターと言わしめたバラの波は、トリプルバレルから4×バレルまで珍しくないパーフェクトシリンダーがブレイクしていました。

2008年リップカールプロサーチ@バリ島

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今から12年前に開催されたイベントなので、すでにツアーを引退した懐かしい面々が登場し、ビッグネームを羅列すると以下の通り。

*ケリー・スレーター

*アンディ・アイアンズ

*ブルース・アイアンズ

*CJホブグッド

*ボビー・マルティネス

*クリス・ワード

*デーン・レイノルズ

*ロブ・マチャド

*フレッド・パタッチア

ケリー以外はみな引退していますね。今なおワールドツアーに残り、トップ10に入れるケリーは凄すぎです…。

さて、このサーチイベントで優勝を果たしたのはブルース・アイアンズ。ブルースにとって初のCTイベント優勝でした。

ブルースはすでに2008年シーズンをもってワールドツアーを引退すると発表していたので、引退するシーズンにCTイベント初優勝を飾ったことがドラマティックな展開と言えます。

そんなサーチイベント@ウルワツのダイジェスト動画をじっくりとチェックして見て下さい。