新型コロナウイルスの感染拡大防止策として、カリフォルニア(一部を除く)や西ヨーロッパ諸国などではビーチ閉鎖やサーフィン禁止といった措置が取られています。
一方、サーフィン大国で知られるオーストラリアでは、基本的にサーフィンは日頃のエクササイズの一環と言うことで制限を設けていないエリアが多いです。
ですが、あくまでも社会的距離の順守などといった最低限のルールを守った上で認められていたので、ルールを守れない人が増えることで閉鎖されたビーチもあります。
今回の記事は、サーフィンオーストラリアが外出禁止措置時におけるサーフィンアドバイスを発表したので内容についてお届けします。
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ゴールドコーストやシドニーといった都市部のエリアでは閉鎖されてしまったビーチはあるものの、比較的サーフィンに寛容と言えるオーストラリア。
サーフィンが国民的スポーツであることからサーファーが多く、サーフィンによって肉体的にも精神的にも健康を保っている方が多いためでしょう。
とは言うものの、感染拡大を防ぐためのルールを守らなければ、せっかく与えられた権利も取り上げられてしまうことになります。
ここで言うルールとは極めてシンプルで「感染したり感染させたりしないために社会的距離を保つ」ということだけ。
では、このルールを守るため、サーフィンオーストラリアが発表した8つのアドバイスを紹介します。
ちなみに、サーフィンオーストラリアとはオーストラリア最大のサーフィン団体で、オリンピック選手の管理なども行っています。
1. サーフする場所は家から最も近いサーフスポットのみ
2. ワックスを塗ったりといった準備は自宅で行う。自宅でウエットスーツなどを着用してからビーチへ移動
3. ビーチへ向かう時など常に社会的距離を遵守すること。例えば、ビーチへ通じる狭い通路を通る時、正面から通路を歩いてくる人がいたとしたら、その人が通路を通り抜けるまで待つこと
4. サーフィンを終えたらすぐに帰宅。駐車場で友達とお喋りしないでお喋りは電話でしましょう
5. もしもラインナップが混んでいたら海に入らない
6. 普段の感覚で誰かの隣りへとパドルで接近せず距離を空けること。
7. 重要な変更点:順番に波に乗ること。波に乗り終わったらピークへとパドルバックせず、ショルダーで順番を待つ
8. 駐車場で着替えをしないで、タオルで体を包んで帰宅
サーフィンに関するアドバイスとして上記では様々な項目が設けられていますが、基本的にすべきことは「社会的距離の順守」。
なのですが、サーフ後に着替えずに車に乗り込んで帰るといった項目があったり、明らかに外にいる時間を最小限に抑える指示となっています。
少しでも長く外にいれば、知り合いや友達に会う可能性が高くなり、どれだけルールを守るように言われていても、本能的に見知った顔があれば話しかけてしまうからでしょう。
上記はサーフィンアドバイスではあるものの、サーフィン以外のシチュエーションにも当てはめることができるので参考にしてみてはいかがでしょうか。
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参照記事「Healthy Surfing」