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直近で言えば2018~2019年までCT(チャンピオンシップツアー)イベントの会場であったインドネシアのバリ島クラマス。

ワールドクラスのレフトハンダーが多いバリ島において、希少なオールラウンドなマニューバが可能なライトハンダーですね。

そのため、繁華街のクタからは車で1時間ほどと離れているにもかかわらず、常に混雑しているイメージがありますが。

混雑は人気サーフスポットの宿命なのでしょうがないのですが。

今回の動画は、乾季の現在までにおいてベストコンディションになったと言う7月2日のクラマスでのフリーサーフィン映像をお届けします。


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現在乾季と言うことで、最もビッグスウェルが発生しやすいことからサーフシーズンとなっているインドネシア。

なのですが、この時期のクラマスは少し矛盾するコンデションとなります。

ビッグスウェルが入りやすい点は間違いないのですが、クラマスは東向き沿岸となるため、乾季の東寄りの季節風がオンショアとなるためです。

クラマスがオフショアとなる風向きは、波情報サイトによって微妙に異なり、西~北西風であったり北西~北風となっています。

MSWのメインスウェルの向きを見ると南南東160.25度となっているので、北西~北風が概ねオフショアかと個人的には思います。

さて、乾季の今は季節風がオンショアなのですが、CTイベントが開催されていたのも乾季でした。

そのため、朝一からスタートしてオンショアが吹き始めるお昼前には終了というパターンでイベントを進行していましたね。

エアリアルサーファーにとってはエアウインドになるという事で季節風が入ってもイベントを続けた方が良いとの意見もありましたが、クラマスでバレルがなくなるのは微妙という運営サイドの判断だったのかもしれません。

何はともあれ、季節風がオンショアであろうが風が吹き始めるまでは無風な場合が多いので、風向きが理由のオフシーズンであっても意外に使えるブレイクはあります。

スウェルはオンシーズン、風向きはオフシーズンとなるクラマスでの午前10時に撮影された動画をチェックして見て下さい。