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数々の名シーンが繰り広げられるサーフィンのワールドツアーことCT(チャンピオンシップツアー)。

世代交代などの転換期などもあり、振り返ってみれば近年で大きなターニングポイントになったと言えるのが2014年のビラボンプロタヒチ。

炸裂したチョープーを舞台に、伝説的なヒートが生まれたり、世代交代を象徴付けるようなイベント結果で幕を閉じたのですから。

今回の動画は、ケリー・スレーターとジョンジョン・フローレンスによる伝説のヒート、そして同年のビラボンプロタヒチでの9ポイント以上のスコアをまとめた映像をお届けします。


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2014年のCTイベントということで、当時のケリーは42歳、ジョンジョンは21歳でした。

ケリーもジョンジョンもビッグバレルになると圧倒的な強さを見せるサーファーなので順調にラウンドアップしていき、直接対決となったのはセミファイナルでのこと。

まずはヒート結果のスコアを見て欲しいのですが、異常なほどハイスコアとなっています。

Image: WSL

両者ともにほぼパーフェクトスコアに近い19.77ポイントをマークし、同点ということでパーフェクト10というシングルスコアが高かったケリーの勝利となりました。

よく見ると、ジョンジョンは4本の波に乗っていて、全てのスコアが9ポイント以上であったりと強烈です。

ケリーとジョンジョンによる伝説のヒートのフル動画を下記にてチェックして見て下さい。

ケリーはセミファイナルでジョンジョンを下し、ファイナルで対戦したのは当時20歳であったガブリエル・メディナ。

このファイナルも半端じゃないヒートとなり、スコアは以下となります。

Image: WSL

経験がものをいう炸裂したチョープーで、圧倒的にチョープー経験の浅いガブリエルにケリーが破れてしまったのです。

まさに世代交代がこのファイナルで起こってしまったと言える結果でした。

この年、ガブリエルは自身初となるワールドチャンピオンに輝きます。ブラジリアンとしては初の快挙であり、ケリーと並ぶメンズでの史上最年少記録でした。

一方のケリーは、ランキング的にはトップ10入りはするものの、2014年シーズンからタイトルレースに絡むことがなくなりました。

後付けではあるのですが、振り返ってみれば大いなる転換期となった2014年シーズンにおいて、一つのターニングポイント的なイベントとなったビラボンプロタヒチ。

ピクチャーパーフェクトなコンディションということで量産された9ポイント以上のライディングをまとめた下記動画も必見なのでチェックして見て下さい。

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