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クイックシルバーの若手ライダーの中でも秘密兵器と言えるほどの存在と言える西オーストラリア出身のケール・ウォルシュ「Kael Walsh」(20歳)。
マイキー・ライトやヤゴ・ドラのよう、実力はありながらも真っすぐワールドツアーを目指すのではなく、もっと上手くなってからツアーを目指すというトップエリート系サーファーで、実際に2019年はQSイベントに一切出場していません。
そんなケールが最新フリーサーフィン動画を公開。
今回の動画は、ケール・ウォルシュによるホームであるオーストラリアやインドネシアで撮影されたフリーサーフィン映像をお届けします。
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単なるフリーサーフムービーと言うよりも、シグネチャームービーと言った方がしっくりくる今回の動画。
と言うのも、単発トリップの動画ではなく、インドネシアに2回、オーストラリアで複数回に渡って昨年から撮影してきた動画であるためです。
実際にはもっと撮り溜めてからと考えていたそうですが、2度目のインドネシアで膝を負傷した上、今回の新型コロナの件もあったので一旦動画としてリリースすることを決めたとか。
トップサーファーは時間とコストを掛けてサーフムービーを作るので、まさにケールもトップサーファーになるべく扱いと言えます。
そんなケールの最新動画ですが、西オーストラリア出身者は若い頃からバレルに慣れ、午後になるとオンショアが吹くことが多いのでエアリアルも得意になるとのこと。
確かに西オーストラリアのサーファーを振り返ると当てはまるかもしれません。
タジ・バロウ、ジェイ・デイヴィス、クリード・マクタガート、ショーン・マナーズ、ジャック・ロビンソンなどが該当しますし。
ですが、ケールはターンがオージーらしく「ラインが太い」と言うか「トラックが深い」と言った感じです。
高々とスプレーを飛ばすパワフルなターンをするサーファーはトップサーファーならば多いのですが、表現の難しいラインの太さはオージーサーファーに多い印象があります。
とにもかくにも、あらゆるマニューバにおいてすでにトップレベルと言えるケールのサーフィンは必見です。