先日お届けしたジェイコブ・シークリー「Jacob Szekely」(24歳)による世界初メイクとなるスーパーマンエアリバース。
そのジェイコブですが、実はスーパーマンエアリバースとはバリエーション違いのエアリアルも世界初メイクしていました。
そのエアリアルのバリエーションは、スーパーマンフィンガーフリップ。
今回の動画は、ジェイコブ・シークリーによるスーパーマンフィンガーフリップの世界初メイク映像とジェイコブの今後の目標が語られている映像をお届けします。
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Youtubeというプラットフォームを通じたジェイコブによるVlogという形で公開された今回の動画。
ジェイコブがBSRサーフリゾートを訪れた時には、ジョシュ・カーやケリー・スレーターもいたとか。
世界初メイクとなったエアリアルに注目してみると、今回は「スーパーマン」と「フィンガーフリップ」のミックスとなります。
「スーパーマン」は前回説明したので割愛し、「フィンガーフリップ」とは「ボードトランスファー」でよく見られるトリック。
「ボードトランスファー」は、2本のボードを持って海に入り、波に乗ってからボードを乗り換えること。
このテクニックはスキムボードのような短いフィンレスボードに乗るサーファーが、ある程度のサイズの波に乗る時に板がなかなか走らないことから、テイクオフはスポンジボードのログなどで楽に乗ってしまい、その後にフィンレスへと乗り換える手法です。
そのボードトランスファーにて、乗り換えるボードを手を使って360度回転させてからオシャレに乗り換えるテクニックを「フィンガーフリップ」と言います。
ジェイコブがスーパーマンフィンガーフリップを意識するようになったのは4~5年前のことで、きっかけはやはり、ボードトランスファーでのフィンガーフリップだそうです。
BSRサーフリゾートではメイクするまでに25回ほどトライし、3本のサーフボードを壊したもののついに成功に至ることに。
難しいテクニックをいっぱいいっぱいになりながら辛うじてメイクするのではなく、難なくメイクしている姿が非常にクールではないでしょうか。
ちなみに、ジェイコブの次なる目標はノーグラブでのキックフリップだとか。
ただし、キックフリップに関しては、すでに何年も前にゾルタン・トルコスがメイクに成功しています。