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フィリペ・トレド Photo: WSL

現地時間4月15日(オーストラリア)、オーストラリアVIC(ビクトリア)州のベルズビーチを舞台にしたCT第3戦「リップカール・プロ・ベルズ・ビーチ(Rip Curl Pro Bells Beach)」が開催。

思ったほどサイズアップしなかったものの、本日はメンズのラウンド1とウイメンズのラウンド4の計16ヒートが行われました。

今回の記事は、リップカールプロ@ベルズビーチの本日のイベントレポート、動画、今後の波予報などをお届けします。


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リップカールプロ@ベルズビーチ/メンズのレポート

本日のスタートを切ったのはメンズ。スウェルの向きがあまり良くなく、コンスタントにセットが入らないコンディションながらも幕を開けたメンズのラウンド1。

ベルズボウルでのスタートとなりましたが、スローヒートが目立ったのでメンズのヒート6から会場を隣のウィンキポップへ移動。ウィンキポップでのリップカールプロは久しぶりのように感じます。

オープンフェイスでのカーヴィング勝負となるベルズボウルから、アクション系のリッパブルなウィンキポップへ移動となったので、この恩恵を受けたのは3フィートでは敵なしのフィリペ・トレド。

案の定、フィリペは一本の波でバリエーション違いのエアーを二本入れたりとやりたい放題で、パーフェクト10と9.70ポイントという本日のトータルハイエストスコアとシングルハイエストスコアをマーク。

エアリアルのメイク率の高さも然ることながら、フィリペは着地後にノートリムで次なるマニューバに繋げたりと、エアーを派手な単発系マニューバにしない点もずば抜けてますね。

フィリペ以外では、ジョンジョン・フローレンス、オーウェン・ライト、ケリー・スレーター、ガブリエル・メディナ、コロヘ・アンディーノなどが順当に勝ち上がり、番狂わせでラウンド2行きとなったのはミック・ファニングやジョーディ・スミス。

メンズの本日のライディング動画は以下の通り。

*コロヘ・アンディーノの9.00@ベルズボウル

*ジョンジョン・フローレンスの9.03@ウィンキポップ

*フィリペ・トレドの9.70@ウィンキポップ

*フィリペ・トレドのパーフェクト10@ウィンキポップ

リップカールプロ@ベルズビーチ/ウイメンズのレポート

メンズのラウンド1終了後に開催されたウイメンズのラウンド4。敗者復活戦となるラウンド4は順当すぎるほどの結果で、コートニー・コンローグ、ココ・ホー、サリー・フィッツギボンズ、ステファニー・ギルモアがクオーターファイナル進出を決めました。

イベント初日に足をカットしていたサリーは、やはりイベントを欠場することなく本日登場してラウンドアップ。イエロージャージを手放したくない思いもあり、気合が入っていることでしょう。

そのためか、本日のウイメンズのシングルハイエストスコアとなる8.93ポイントをマークしたのはサリーでした。

ウイメンズの本日のライディング動画は以下の通り。

*コートニー・コンローグの8.67@ウィンキポップ

*ココ・ホーの7.77@ウィンキポップ

*サリー・フィッツギボンズの6.00@ウィンキポップ

本日のハイライト動画

*下記イメージをクリックすれば動画配信元から見れます。

本日のヒート結果

*メンズ

*ウイメンズ

今後の波予報

明日の波予報は、現時点において最もコンディションが良さそうな見込みなので開催されるでしょう。お昼にかけて波のフェイスで6~8フィートまでサイズアップしてくる予報となっています。

予報を見る限り、明日は一日中メンズのヒートをこなしていくと思われます。ラウンド1で敗退した五十嵐カノアはラウンド2ヒート11に出場するので、公式サイトからライブ観戦してみてはいかがでしょうか。

日本とベルズビーチのあるビクトリア州(オーストラリア)の時差は、日本が1時間遅れです。現地時間の午前7時に開催の場合、日本時間は午前6時となります。

公式サイト

公式サイト/メンズ「Rip Curl Pro Bells Beach

公式サイト/ウイメンズ「Rip Curl Women's Pro Bells Beach

*2017年リップカールプロ@ベルズビーチ関連の過去記事