近年注目を集めているサーフエリアとなっているアメリカ大陸の中米。
メキシコのサリナクルスやプエルト・エスコンディード、エルサルバドルのプンタ・ロカなどでのプロサーファーによるフリーサーフィン動画を見ることは珍しくないですからね。
個人的に注目している中米のサーフカントリーはニカラグアです。
今回の動画は、現在シーズン入りしているニカラグアでの5月と6月の月間ダイジェスト映像をお届けします。
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北半球にもかかわらず、現在サーフシーズンのニカラグアの太平洋側。基本的にウインタータイムがサーフシーズンと当ブログでは言っているので、何を言ってるんだと思う方もいるかもしれません。
ただし、理由はシンプルです。メキシコなどと同じくニカラグアは、北向きではなく南向き沿岸であるため、低気圧の活動が活発となっている南半球からのスウェルをキャッチするためです。
ハワイなんかも同じく北半球ながら、オアフ島サウスショアなんかは南向き沿岸であることからサマータイムがサーフシーズンになることと同じです。
つまり、時期以外の要素では、沿岸の向きも重要になるわけです。南向き沿岸に北スウェルが入っても、スウェルが回り込んで入ってくると言う事はサイズが軽減されるというデメリットがありますし。
さて、個人的にニカラグアは注目のサーフカントリーと前述しましたが、その理由としてはニカラグアのメジャーサーフエリアは年中ほぼオフショアが吹いているため。
上記地図を見て頂ければ分かりますが、太平洋側の主要サーフエリアの東側にはニカラグア湖という大きな湖があります。
そしてニカラグアは緯度的にはフィリピンのセブ島などと近いので常夏の国。
つまり、夏のビーチでオンショアが季節風になるのと理屈は同じで、暑い陸地を冷まそうと湖から風が吹き込み、結果的にビーチの風向きはひたすらオフショアとなるので、グラッシーな時間帯を狙ってドーンパトロール(朝一波チェック)など不要となります。
この時点でサーファーなら誰しも行きたいと思うでしょうが、一つだけ僕にとっては大きなハードルがあります。
それは、ニカラグアがドローン禁止国であるため、ドローンを所持していると税関で没収されるとのこと。
一応、税関保管となり、帰国時に取り返せるはずなのですが、法外な保管料を求められたり、難癖を付けられ返却されない場合もあるとか…。
ちなみに、ドローンは映画撮影などで特別な許可がない限り使用できないと言われています。今回の動画ではドローン映像が使われているのですが…。
*5月のダイジェスト動画
*6月のダイジェスト動画
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