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新型コロナの影響により、大きくスケジュールが変動することになった2020年シーズンのワールドツアー。
その中の一つとして挙げられるのが、マイキー・ライトとレオナルド・フィオラヴァンティのどちらがインジュリーワイルドカードを獲得するのかという点。
そのインジュリーワイルドカードに関して新たな決着方法をWSLが発表となりました。
今回の記事は、2021年シーズンのメンズのインジュリーワイルドカード選考方法に関するニュースをお届けします。
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基本的にメンズは2枠あるインジュリーワイルドカード(正式名はWSLワイルドカード)。
怪我によりツアーを離脱し、CTへのリクオリファイ条件を逃したサーファーに与えられる特別枠です。
負傷者が2名の場合は一切の問題なく2名に与えられるのですが、2019年シーズンは該当者が3名いて、こういった場合はツアーでの貢献度で決められます。
そこで1人目は元ワールドチャンピオンのアドリアーノ・デ・スーザへ与えられることに。
もう1枠がマイキーとレオの争いとなり、二人ともにツアー経験はマイキーが1年、レオが2年と大差ないので、オーストラリアレグの3戦を終えた時点でランキングが高いサーファーに与える事になりました。
でしたが、2020年シーズンはキャンセルとなり、2021年シーズンはツアー大変革によりツアー初戦がオーストラリアからハワイへと移行。
そこで、パイプラインでマイキーとレオがマンオンマンヒートを行い、インジュリーワイルドカードを決定することになりました。
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ヒート数は最多で3回となり、ヒートを行うタイミングはパイプマスターズのトライアルイベントとなるパイプインビテーショナルの開催時。
1回目のヒートはパイプトライアルのラウンド1とラウンド2の間。2回目のヒートは、セミファイナルとファイナルの間。
この2回のヒートで、いずれかが2勝したら、その時点で2勝したサーファーがインジュリーワイルドカードを獲得することに。
2戦を終えた時点で1勝1敗となった場合、3回目のヒートはパイプマスターズ本戦の初日に行われるそうです。
マイキーとレオは2人共にパイプラインで過去に大怪我を追っているので、因縁の場所とも言えますね。
さて、今年のツアーキャンセル前のQSイベントでレオは優勝、WSLカウントダウンではマイキーが優勝と、共に調子は良さそうな感じです。
果たして、パイプで3回もマンオンマンヒートという異例のバトルで、どのようなパフォーマンスを見せてくれるのか楽しみですね。
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公式サイト「WSL」