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エリートサーフィン一家の秘蔵っ子として2019年シーズンにCT(チャンピオンシップツアー)入りしたマイキー・ライト「Mikey Wright」(23歳)。

兄はオーウェン、姉はタイラーというCTサーファーであり、二人の後を追うように華やかな表舞台へと上がりましたね。

ですが、アンダーグランドといった風貌に加え、CT入りのルートが通常ではあり得ない道を辿ったりと異端児そのもの。

今回の記事は、マイキー・ライトのこれまでのキャリアや怪我から復帰後の最新フリーサーフィン動画をお届けします。


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異端児らしく、一般的なCTサーファーとは異なる道を歩んできたマイキー。おそらく、家庭環境的にCT入りは当たり前だったのでしょう。

そこで、若いうちからCT入りを目指して慌ただしいスケジュールに忙殺されるのではなく、コンテストを離れてサーフィンのスキルアップを計っていました。

そのため、フリーサーファーとしてリリースするサーフムービーは大きな注目を集め、早くコンテストシーンにやって来ないかと期待されていましたね。

ちなみに、現在のCTサーファーの中で、マイキーのようにコンテストから離れてサーフィンのレベルアップを計ってからCT入りしたサーファーはヤゴ・ドラくらいだと思います。

つまり、ヤゴもCT入りは当たり前のように出来ると考えていて、CT入りを目指してからは計算通りのペースでクオリファイを決めています。

話を戻して、マイキーがCT入りを目指して動き出したのは2017年。2017年は14ものQSイベントに出場してQSランク36位となり、翌2018年のQS10,000イベント出場権を獲得。

2018年は本格的にクオリファイを目指す年となったものの、年初にパイプラインで開催されたQSイベントでのワイプアウトで臀部を負傷することに。

実はこの負傷からの回復が長引き、2018年1月の負傷から完全復帰を果たしたのは2019年終わりのこと。

では、どうしてそのタイミングにしてマイキーはCT入りを決めたのか?2018年はQSイベントにはさほど出場しなかったものの、異常なほどCTイベントにはワイルドカード出場したためです。

勝手な推測ですが、おそらくWSLは次期スターが欲しくてマイキーにチャンスを与え続けたのだと思います。

そしてマイキーは8つのCTイベントに出場し(全11戦)、CTランク12位となって、CTサーファーではないもののリクオリファイの条件となるトップ22入りしたので、異例の形でCTサーファーとなりました。

でしたが、2018年頭の負傷により、2019年シーズンのマイキーは3つのCTイベント出場後にリハビリ生活に突入するため、ツアーを離脱することに。

そして10か月もサーフィンから離れていたものの、ようやくサーフィン復帰を果たし、復帰後のフリーサーフィンが今回の動画となります。

マイキー・ライトの過去記事