毎年、イースターホリデー時期に合わせて開催されていたCTイベントのリップカールプロ@ベルズビーチ。
オーストラリアのVIC(ビクトリア)州のベルズビーチを会場としたサーフィン史で最も歴史あるイベントでした。
なのですが、2021年のイベント開催がキャンセルされるとWSL(ワールドサーフリーグ)が発表。
今回の記事は、リップカールプロ@ベルズビーチがキャンセルとなったニュースをお届けします。
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イースターホリデー時期にはニューカッスルプロが開催されることがすでに発表されていたことから、キャンセルが危ぶまれていたリップカールプロ。
現地メディアの中でもすでにキャンセルは決定と発表しているメディアもあったので、やはりといったところでしょうか。
火のない所に煙は立たぬと言いますし。
ただし、キャンセルは2021年のみで、2022年から3年契約でベルズビーチの会場確保をしたとも発表しているので、来年は再開となります。
リップカールプロのキャンセル確定ということで、現時点で開催予定となっているオーストラリアンレグはニューカッスル、ゴールドコースト、マーガレットリバーの3イベント。
この3イベントに加え、すでに開催されたメンズのパイプマスターズ、ウイメンズのマウイプロを合算しても4イベントなので、全10イベントの半数に達しません。
基本的にワールドツアーを成立させる要件としては半分のイベント開催となるので、WSLとしてはオーストラリアでもう1イベント開催したいと考えているとはこれまでにもお伝えしてきました。
そして今回のキャンセル発表とともに、WSLは現在、オーストラリアにおいて新たなイベント会場の確保に動いていると正式に発表しました。
会場候補となるのは、ニューカッスルのNSW(ニューサウスウェールズ)州、ゴールドコーストのQLD(クイーンズランド)州、マーガレットリバーのWA(ウエスタンオーストラリア)州のいずれかになることで間違いないでしょう。
オーストラリアはクラスターが発生すれば州境の閉鎖も行う国なので、州を跨ぐ移動は増やしたくないはずなので。
個人的な予想としては、オーストラリアンレグ初戦となるニューカッスルプロが開催されるNSW州になると思います。
CTサーファーを乗せたロサンゼルスからのチャーター機が上陸するのがNSW州シドニーであり、会場さえ確保できれば確実にイベント開催に至れる場所であるためです。
WSLは近々会場を確保したら情報をシェアすると発表しているので、最新情報が発表され次第お届けします。
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公式サイト「WSL」