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オーストラリアを代表するヘビーブレイクの一つと言えるTAS(タスマニア)州のシップスターンブラフ。

ライトスラブのシップスターンは、波のフェイスで2段ボレや3段ボレが当たり前のデビルズステップ(悪魔の段差)が発生する癖波です。

そんなシップスターンで、フリーサーファーのキップ・キャディ「Kipp Caddy」(23歳)がクレイジーな波をキャッチすることに。

今回の動画は、キップ・キャディによるシップスターンブラフでのスローモーション映像をお届けします。


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リップカールライダーとして世界中のビッグバレルを求めて旅するキップ。

そんなキップが、新型コロナ騒動直前の2020年初旬にシップスターンで当てた波でのライディングをスローモーションにしたのが今回の動画。

キップ本人はフィーチャーされたライディングについて、以下のコメントをSNSに寄せています。

この波は生涯忘れられないね。10年ほどシップスターンに通って、今でもファーストセッションをはっきりと覚えているんだから。

数年前だったら、今回みたいな波にチャージしようなんて思いもしなかったよ。

シップスターンに初めて来た時は完全にビビってたけど、また戻ってこようって思える何かがあったんだろうね。

恐怖心を克服して、緊張感伴うものが快適に思えるようになれた自分にストークしてる。

だって、動画の波へのチャージは僕にとって人生最高のライディングになったんだから。

動画の撮影をしたのはクリス・ブライアンで、興味深いのがカメラの撮影設定。

スローモーション動画ということで、FPS(1秒間のフレームレート)は1,000FPSだったそうです。

FPSについては、テレビなどの撮影では一般的な設定が30FPSで、30FPSであれば人間の目でスムーズに見ることができるレベルと言われています。

スローモーションを多用するサーファーによるGoProマウスマウントでのバレル撮影では、主な設定は60FPSか120FPS。

と考えると、1,000FPSがどの程度のレベルなのか想像できると共に驚かされてしまいますね。

キップ・キャディの過去記事