サーファーにとって大人気エリアであるインドネシアのバリ島の波情報を提供してくれる「Surfers of Bali」による月間ダイジェスト動画。
サーフシーズンスタートとなる乾季の4月に入ったので、サーファーが集まるエリアに変化が見られる時期となりました。
今回の動画は、「Surfers of Bali」が公開した2021年4月におけるバリ島の波動画のハイライト映像をお届けします。
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乾季がサーフシーズンとなるインドネシア。理由としては、南半球のウインターシーズンと言うことで、ビッグスウェルが発生しやすくなるためです。
大まかに4~10月が乾季であり、その中でも最もビッグスウェルが発生しやすいピークシーズンは7~8月です。
雨季から乾季への変化でスウェル以外に重要な点は、日が昇り始めると吹き込む季節風が雨季の北西風から乾季になると南東風に変わります。
そのため、南東からの季節風がオフショアになるエリアが乾季のサーフエリアと言われ、ウルワツやパダンパダンといったワールドクラスのサーフスポットが点在するブキット半島西部が注目されることになります。
さて、動画の概要欄によるとサヌールやクラマスといった雨季がシーズンとなる東海岸から、ウルワツやチャングーの西海岸に舞台は移行してきたとのこと。
スウェルに関しては、4月に乾季のファーストスウェルが入ることが多いのですが、今年はソリッドスウェルが届くことはなかったと言います。
とは言うもののスウェルを磁石のように吸い寄せるスウェルマグネットのインドネシアなので、コンスタントに腰~肩サイズのファンウェイブがブレイク。
一般サーファーであれば、十分に楽しめるだけのコンディションと言えるのではないでしょうか。