1年間の延期を経たものの、2021年5月29日から中米エルサルバドルで開催となる東京五輪最終選考イベントを兼ねるISAワールドサーフィンゲーム。
イベントが開催目前という事で様々な情報が公表されるようになってきたので、現時点で分かった情報についてお伝えしておこうと思います。
今回の記事は、2021年ISAワールドサーフィンゲームにまつわるニュースをお届けします。
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男女20名ずつというオリンピック出場枠において、現時点において暫定枠を含めてメンズは15名、ウイメンズは13名が決定しています。
そのため、2021年ISAワールドサーフィンゲームにて決定するのは、メンズの残り5名、ウイメンズの残り7名の計12名となります。
すでにCTイベントのように出場予定サーファーが欠場した場合のリプレイスメントも設定されていて、ブラジルはフィリペ・トレド、アメリカはケリー・スレーターといった感じです。
個人的に最も気になっていたのは選考基準で、基準を記した公式文書には「基本的に各国男女のマックスは2名で、例外として3名」との記載がありました。
どういったケースで3名になるのかの説明がなかったので気になっていたのですが、公式文書のページが削除され、新たな選考基準を記したページからは「例外で3名」の文言は消えていました。
当サイトでも以前に少し触れましたが、アメリカ代表のメンズはジョンジョンもコロヘも現在は怪我のリハビリ期間であるため、出場義務のあるISAイベントは欠場となります。
そこで気になるのはアメリカ代表として出場するメンズであり、出場するのは以下の3名。
*Dimitri Poulos
*Ryan Huckabee
通常であれば、リプレイスメントの1番手であるケリー・スレーター、2番手のセス・モニーツなどとなりそうですが全く異なるメンバー。
ケリーはサーフィン復帰しているものの、また全快ではないなどの理由があるとしても、セスは普通にCTイベントに出場しているので、正直言って不思議な人選です…。
と言うのも、ブラジルはリプレイスメントとなっているフィリペがちゃんと出場予定となっているためです。
まぁ、オーストラリアはリプレイスメントのジャック・フリーストーンではなく、ライアン・カリナンが出場予定となっているのでISAの規定が結構緩いのかもしませんが。
何はともあれ、波が良いことで知られるエルサルバドルで、6月1~4日は長周期のサイズのあるスウェルがヒットする予報となっているので、イベント開催を楽しみにしたいところです。
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公式サイト「ISA」