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本格的にCT(チャンピオンシップツアー)が大変革となる2022年シーズン。ついにその全貌がWSL(ワールドサーフリーグ)によって発表となりました。

主要な内容としては、来シーズンのCTとCS(チャレンジャーシリーズ)スケジュールとミッドシーズンカットとなります。

今回の記事は、WSLが発表した2022年シーズンのスケジュールに関するニュースをお届けします。


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2022年CTスケジュール

コンテストサーフィンの最高峰であり、ワールドツアーとなるCT。そのCTの2022年シーズンのスケジュールは以下となります。

Pipeline, Hawai'i - January 29 - February 10
Sunset, Hawai'i - February 11 - 23
Peniche, Portugal - March 3 - 13
Bells Beach, Australia - April 10 - 20
Margaret River, Western Australia - April 24 - May 4

G-Land, Indonesia - May 28 - June 6
Trestles, USA - June 15 - 22
Saquarema, Brazil - June 27 - July 4
Jeffreys Bay, South Africa - July 9 - 18
Teahupo'o, Tahiti - August 11 - 21

Rip Curl WSL Finals, location TBA - September 7 - 18

従来との変更点は、サンセットとトレッスルズでのイベントが加わり、スナッパーロックスとサーフランチでのイベントが無くなっています。

ただし、サーフランチでのイベントは2023年以降の復帰を目指しているとのこと。

前述したミッドシーズンカットに関しては、マーガレットリバーでのイベント後に行われるそうです。

2022年CSスケジュール

従来はCTへのクオリファイの道はQSランキングからでしたが、新たにCSがCTとQSの間に加わることで、CTへの道はCSからとなりました。

2022年シーズンのCSスケジュールは以下となります。

Gold Coast, Australia - May 7 - 15
Manly, Australia - May 17 - 24
Ballito, South Africa - July 20 - 27
Huntington Beach, USA - July 30 - August 7
Ericeira, Portugal - October 1 - 9
Landes, France - October 15 - 23
Piha, New Zealand - November 5 - 13
Haleiwa, Hawai'i - November 26 - December 7

元々CTイベント会場であったスナッパーロックスはCSイベントへと降格といった感じです。

CSイベントに参加できるサーファーはメンズが96名、ウイメンズが64名。

全8イベント中、ベスト5イベント結果でCSランキングは決まり、CTクオリファイとなるのはメンズのトップ10とウイメンズのトップ5とのこと。

ミッドシーズンカット

ミッドシーズンカットとは、ASP時代にも一時期取り入れられたルールで、シーズン半ばに一定のランキング以下のCTサーファーをカットするもの。

今回のプレスリリースではメンズ36名、ウイメンズ18名のCTサーファーの中から、メンズ24名、ウイメンズ12名に削減するとのこと。

ただし、同プレスリリースにはメンズ22名、ウイメンズ10名に削減との異なった記載もあったりと一貫していない内容となっています。

そもそもCTサーファー数もメンズ36名、ウイメンズ18名ではないですし。正確なCTサーファー数はメンズ34名、ウイメンズ17名で、CTイベント出場者がワイルドカードを加えてメンズ36名、ウイメンズ18名となります。

CSからのCTクオリファイの人数を考えると、メンズ24名、ウイメンズ12名に削減が正しいと思います。

まとめ

少し不明な点もあるプレスリリースですが、ようやく本格的に変革を遂げることになる2022年シーズン。

新たな試みがあればスムーズに進まないこともあって当然なので、ドタバタがありながらもエキサイティングな内容になればと願っています。

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公式サイト「WSL