大都会と言えるロサンゼルスをホームとするプロサーファーのハンター・ジョーンズ「Hunter Jones」(26歳)。
昨今の時代の流れからハンターも自身のYoutubeチャンネルを持っていて、近年注目を集めるサーフカントリーの中米ニカラグアを訪れたサーフトリップ動画を公開。
今回の動画は、ハンター・ジョーンズによるニカラグアへのサーフトリップ映像をお届けします。
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これまでに何度なく触れていますが、ニカラグアの太平洋沿岸は大半のエリアがほぼ年中オフショア(陸地から海へ吹く風向き)が吹く稀有なエリア。
理由としては、内陸に広大なニカラグア湖があり、ニカラグア湖から吹き込む風向きが太平洋沿岸ではオフショアとなるためです。
夏場になると陸地の気温が海水温よりも上昇するため、気温を下げようとオンショア(海から陸地へ吹く風向き)が吹き込むという気象現象と似たようなものですね。
今回ハンターが訪れたエリアはニカラグアのコロラドとなります。
風向きがほぼ岸から海へと波のフェイスを整えてくれるオフショアで一定ということで、期待されるブレイクはバレル。
動画を見ても、どの波もほぼほぼバレルを形成するほどバレル天国なエリアとなっています。
モダンコレクティブといったカイ・ネヴィル監督作品が全盛となった時代には、エアリアルサーファーがフィーチャーされた事から「オンショアは新たな時代のオフショア」と言われていましたね。
理由としては、エアーに適した風向きをエアウインドと呼び、ライディング時の進行方向から吹いてくるサイド寄りの向かい風が吹いていると、リップから飛び出した時にボードのボトム面へと風が吹き付けることで、足からボードが離れにくくなりメイク率が高くなるため。
つまり、オフショアはエアー向きではないとの認識でしたが、オフショアが吹くJベイでフィリペ・トレドが特大アーリーウープを2発メイクしたことで、認識を変えてしまいましたが。
話はかなり脱線しましたが、ニカラグアの素晴らしい波をチェックして見て下さい。私のような一般サーファーにとって憧れの波がブレイクしています。