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Photo: WSL / KELLY CESTARI

2021年6月18~20日に米国カリフォルニア州レモーで開催となるCT第6戦「Jeep Surf Ranch Pro presented by Adobe 2021」。

同イベントは怪我により欠場するサーファーや複数のオーストラリアンサーファーが欠場する事からリプレイスメント出場者が多数となっています。

今回の記事は、サーフランチプロの出場サーファーに関するニュースをお届けします。


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怪我から復帰のCTサーファー

まずは嬉しいニュースとして、これまでリハビリによりツアーを離脱していたものの今イベントにて復帰となるCTサーファーが2人います。

その2人とは、ケリー・スレーターとエイドリアン”エース”バッカンのベテランサーファー。

ケリーに関してはすでにサーフィン復帰しているとの情報があったので不思議ではないのですが、意外だったのはエースの復帰。

エースはマーギーズプロのヒート中にワイプアウトで骨折しツアー離脱していました。

骨折したのが5月頭だったので、これほどまでに早い復帰は誰もが予想していなかったことでしょう。

怪我のリハビリで欠場するCTサーファー

怪我により欠場するCTサーファーは以下の通り。

*コロヘ・アンディーノ

*ジョンジョン・フローレンス

*ジョーディ・スミス

*ミシェル・ボウレズ

*レイキー・ピーターソン

ミシェルは先日開催されたISAワールドサーフィンゲームのヒート中の負傷です。

意外なのはジョーディで、ジョーディはオリンピック出場権を得ていながら、先日のISAワールドサーフィンゲームには出場していません。

スタブ誌によるビザの問題とのことですが、今度は膝を手術したとの情報があるものの、ジョーディ本人は何も発表していないので詳細については不明といったところです。

ちなみに、オリンピック出場権を得ているコロヘ、ジョンジョン、ミシェル、ジョーディと4名が現在リハビリ中ということで、オリンピックに出場できるのかどうかにも注目が集まります。

さて、上記5名のリプレイスメントですが以下となります。

*コロヘ⇒マイキー・ライト(WSLリプレイスメント)

*ジョンジョン⇒リアム・オブライアン(ロットネストサーチで活躍したため)

*ミシェル⇒イーライ・ハンネマン(ハワイのQSランクでトップのため)

*ジョーディ⇒ルーカス・ヴィンセント(現ワールドジュニアチャンピオンのため)

*レイキー⇒都筑有夢路(WSLリプレイスメント)

理由なく欠場のオーストラリアンサーファー

怪我などといった正当な理由なく欠場するオーストラリアのサーファーが今イベントでは複数名います。

そのサーファーは以下の通り。

*ジュリアン・ウィルソン

*タイラー・ライト

*メイシー・キャラハン

*ブロンテ・マコーレー

欠場理由を明言しているサーファーはいないものの、おそらくオーストラリアの厳格な入国制限でイベント後の帰国時に2週間の隔離期間を求められるためでしょう。

当初であれば、サーフランチプロ後はメキシコイベントがあったのでアメリカ入りしてから複数のCTイベント参加という流れでした。

ですが、急遽のスケジュール変更により、サーフランチ後は2カ月近くCTイベントが無いので、サーフランチプロ出場のためだけに2週間を隔離に費やすのはもったいないとの発想かと思います。

上記4名のリプレイメントは以下となります。

*ジュリアン⇒パトリック・グダスカス(元CTサーファーで北アメリカのQSランク4位のため)

*タイラー⇒ケイトリン・シマーズ(北アメリカのジュニア部門でトップのため)

*ブロンテ⇒アリッサ・スペンサー(北アメリカのQSランク4位のため)

*メイシー⇒ココ・ホー(元CTサーファーでRumble At The Ranch優勝者のため)

イベントワイルドカード

メンズは2枠、ウイメンズは1枠あるイベントワイルドカードは以下となります。

*ナット・ヤング(北アメリカのQSランク1位)

*マイケル・ダンフィー(北アメリカのQSランク2位)

*キラ・ピンカートン(2018年ワールドジュニアチャンピオンで北アメリカのQSランク1位)

まとめ

メンズは34名、ウイメンズは17名から成るCTサーファーということで合計は51名。

その中で約2割に当たる9名ものCTサーファーが欠場する事になったサーフランチプロはかなりのレアケースと言えます。

ですが、ケリーのツアー復帰などといった嬉しいニュースもあるので、イベント開催を楽しみにしたいところです。

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公式サイト「WSL