2021年シーズンのCTランク28位となったオーストラリアのジャック・フリーストーン「Jack Freestone」(29歳)。
コンテストサーファーながら、以前はフリーサーファーとしても大活躍していたサーファーで、どちらかと言うとコンテストでは実力を発揮できていない印象がありましたね。
そんなジャックが一旦コンテストの世界から身を引くことを発表。
今回の記事は、ジャック・フリーストーンによるSNS投稿の内容に関するニュースをお届けします。
スポンサーリンク
若手時代には2度に渡ってワールドジュニアチャンピオンに輝く偉業を達成しているジャック。
1998年からスタートしたメンズのワールドジュニアにおいて、2度タイトルを獲得したのはジャックを含めて3名のみで、ジャック以外ではジョエル・パーキンソンとパブロ・ポーリノ。
ジュニア後はQSに参戦しながら、カイ・ネヴィル監督作品の常連としてフリーサーフィンで大注目を集めていました。
そしてCTルーキーとなったのは2016年シーズンのことで、その後はツアー落ちもあったものの返り咲きを決めたりしながら、今季もCTランクでのツアー残留を逃すことに。
ジャックによる今後の進退を発表したSNS投稿は以下となります。
何から切り出せばいいのか分からないけど、今年は感情の起伏がジェットコースター並みに激しかったね。
手短に話してしまえば、僕はこれまでずっとコンテストの世界にいたけど、心を落ち着けるためにも一旦休息を取ることにした。
この決断に至るには、怪我、家族、旅、メンタルヘルス、新型コロナって色んな要素があってのこと。
僕にとって当面のラストイベントになるのは、ハレイワ(11月終わりから開催のCSイベント最終戦)になる可能性が高いかな。
ただ、一つだけはっきり言っておきたいのは、コンテストからの引退じゃなくてあくまでも休息だから。
コンテストの世界のドアを完全にシャットダウンするんじゃなくて、戻れる余地も残しておきたくて。
スポンサー、家族、仲間には感謝で、フリーサーフィンの時間ができるから再びサーフムービー作りに力を入れたいね。
今回のジャックの発表によれば、今季CSイベントはフル参戦するのかと思いきや、今月開催予定のUSオープンのシードリストを見ても名前がないので、ハレイワのCSイベントのみ出場するといった感じなのですかね。
何はともあれ、コンテストよりもフリーサーフィンの方が見応えのあるサーファーなので、フリーサーファーとしての活躍を楽しみにしたい所です。