Photo: WSL / TONY HEFF

現地時間2021年12月4日(ハワイ)、オアフ島ノースショアのハレイワでイベント期間となっているCS最終戦「ハレイワチャレンジャー」が開催。

イベント3日目となった本日は、メンズのラウンドのみ開催となってクオーターファイナリストが出揃いました。

そして本日も、来季となる2022年シーズンのCTクオリファイを決めたサーファーが出ることに。

今回の記事は、CTクオリファイを確定させた5名のサーファーに関するニュースをお届けします。


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これまでにCSランキングから来季のCTクオリファイを決めているのは、イズキール・ラウ、ジェイク・マーシャル、コナー・オレアリーの3名。

CSランクからはトップ12がCTクオリファイとなり、本日確定させた5名を加えるとすでに8名が決定となるので過半数に達しました。

ここからは、ハレイワチャレンジャー開催前のCSランク順にクオリファイを決めたサーファーを紹介していきます。

イマイカラニ・デヴォルト「Imaikalani deVault」(24歳)のCS最終戦を前にしたCSランキングは4位。

ポルトガルイベントで3位になった点が大きかったものの、ハレイワチャレンジャーではラウンド2敗退の49位となっていたので、CTクオリファイは他のサーファーの結果に委ねられていました。

マウイボーイズの一人として、爆発力のあるフリーサーフィンには定評があるので、コンテストシーンでどのような活躍を見せてくれるのか楽しみですね。

ナット・ヤング「Nat Young」(30歳)のCS最終戦を前にしたCSランキングは5位。

オーストラリア出身で元ワールドチャンプと同姓同名のナットは、2013~2017年までの5シーズンのCT経験があるので今回のクオリファイは返り咲きとなります。

ナットのホームである北カリフォルニアのサンタクルズは多くの個性的なフリーサーファーを輩出しているものの、CTサーファーはほとんどいないので大いなる期待を寄せられていることでしょう。

ルッカ・メシナス「Lucca Mesinas」(25歳)のCS最終戦を前にしたCSランキングは6位。

今年は東京五輪に出場したことで大いに注目を集めたサーファーで、出身国はレフトのポイントブレイクの宝庫として知られる南米ペルー。

ペルーと言えば2004年にワールドチャンピオンになったソフィア・ムラノヴィッチが有名ですが、意外なことにメンズでCTサーファーとなったのはルッカが初となります。

南米のサーフシーンと言えばブラジルが大いに盛り上がっているので、今回のルッカのクオリファイにより南米諸国でサーフィン人気に火が付くかもしれませんね。

リアム・オブライエン「Liam O'Brien」(22歳)のCS最終戦を前にしたCSランキングは9位。

今季のリアムはロットネストサーチとサーフランチプロの2つのCTイベントに出場し、ロットネストサーチでは3位という結果を残しています。

個人的にはタジ・バロウが若かった頃の印象と被り、スターへの道を突き進むサーファーだと思うので注目している逸材です。

カラム・ロブソン(Callum Robson)のCS最終戦を前にしたCSランキングは12位。

ダークホース的存在で全く存在を知らなかったオーストラリア出身のカラムで、年齢を調べても出てこないのですがジュニア時代の年代を考えるとリアムとほぼ同じだと思います。

メインスポンサーはマッドヒューイズとなっているものの、財政面は厳しいようで遠征費をクラウドファンディングで募集しながらクオリファイを決めてしまいました。

若い頃にビッグスポンサーが付いていないダークホースと言っても大化けする可能性は全然あり、イタロ・フェレイラなんかもダークホースから化けましたので、カラムの今後に注目です。

ハレイワチャレンジャー3日目のハイライト動画

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